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食虫植物など、限られた場所にしか生えない植物の栽培日記です。
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今年最後の自生地探索です。

いつもキャンプをしている岐阜県内のムシトリスミレの自生地ですが、標高が比較的低い自生地なので、他の所と同じように水が落ちる垂直な崖に自生しています。

ただ、ここは自生地の状況が思わしくなく、そのうちに消滅してしまうだろうと思われるところです。

自生場所としては山登りもほとんど無く行ける所ですが、どうも水の供給が少なくなって自生範囲が縮小しているようで、植物を間近で見るためには少々崖を登らないといけません。

この時期は一年で一番水が少ない時期ですが、今年は雨が多くいつも乾いている岩に結構水が流れていました。

ムシトリスミレが生えている所は草が生えてきて、ほとんど岩壁を覆うような形になっているため、草の間で日当たりがあるようなところを選んで生えています。
 
もっと水がたくさん供給されていれば下の方にも生えていると思いますが、水が少なく下の方は乾燥してしまい上のほうにしか生えていません。

その上の方も草と樹木の覆われてほとんど生育範囲が無い状態になっています。

草が生えている所は、草の根が布団のようになって岩を覆っていて、そのに次第に木が生えるようになって来ているようです。

今回多少草をはがして、大きな木を切ってみましたが、果たしてどうなるか・・・。

来年また観察に行ってみようと思います。

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夏真っ盛りの中、自生地探索に行ってきました。

前回行ったイシモチソウの自生地があるところですが、前回の自生地の近くに同じような地形があるところを見つけたのでそこの確認です。

前回はイシモチソウの群生が見られたわけですが、今回はミミカキグサの状況確認です。

8月後半になって雨の日が多くなって来ましたが、自生地はどんなことになっているのか・・・。

まずは前回と同じコースで山の中に突入。

以前引き返した所からもう少し先に行きます。

すぐに開けた所に出て新たな自生地を発見。
広さ的には50m四方ぐらいあるでしょうか、結構な広さの湿原です。


一面に背の低いカヤツリグサの仲間が生えていて、多少乾燥気味な湿地です。
これは春に来たときと同じような感じで、一年を通してこんな感じなのだと思います。

季節柄サギソウがたくさん咲いていました。
自然のサギソウがたくさん残っている所としては貴重な湿地かもしれません。


期待していたミミカキグサはあまり咲いていなく、水の流れのあるところなどに少し咲いているだけでした。

全体的にはホザキのミミカキグサが多く、多少乾燥気味なのかもしれません。


それでもミミカキグサの葉はかなり広範囲に有ったので、9月に入るともっとたくさん咲いてくると思います。

その後前回見つけた広い湿地に行きましたが、同じようにサギソウが咲いていました。

ここでは、春にあれだけ威勢が良かったモウセンゴケは見る影も無く、消滅寸前となっていました。


どうしても夏はこんな感じになってしまいますね、やはり暑さには弱いんでしょうか・・・。

今回は真夏の自生地探索で、暑さとの戦いかとおもっていましたが、朝から曇り空で暑さもそれほど厳しく無く、この時期としては最高の探索日よりでした。

そんな自生地の中の水の流れに魚を発見・・・。
ちょっとすくってみました。


まだ小さいので良く分かりませんがモロコの仲間でしょうか、ほとんど水源といって良いぐらいの流れですが、こんな所にも魚がいると言うのが驚きです。

午後になって雨が降り出してきましたが、どうしても行きたいところがあったので、雨の中次の自生地に移動してました。

ここはヒメタヌキモがある自生地ですが、初夏のころに花が咲くということで何度か来ましたが未だに花を見たことがありません。

この時期なら花が咲いた後ぐらいは確認できるかもしれないと突入しました。
雨が降りしきる中、合羽を着て山道を歩いていくと自生地の湿地が現れました。

ヒメタヌキモです。


結構枝分かれして伸びていますが、花を咲かせた後は確認できませんでした。

長靴が埋まりそうになりながらしばらく湿地の中をうろうろしましたが、それらしい痕跡は確認できずに、雨も強くなってきたので今日はここで退散することにしました。

ここでは花はほとんど咲かないのかもしれませんね~・・・。

この自生地に来る時は結構な確率で雨に当っているので、次回来る時は雨に当らないでじっくり観察が出来ることを願っています。

( ´-ω-`)_

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知り合いがまた本を出した。


食虫植物に関する本だが、写真集や図鑑のような物ではなく・・・読み物。

以前出した本は、この本は食虫植物の枯らし方だ・・・と言われる物でしたが、今回の本は食虫植物の奴隷です・・・とか ゞ( ̄∇ ̄;) ハッハッハッ

中身は食虫植物を栽培している中での苦悩とか、栽培仲間などとの交流や出来事などが面白おかしく書いて有ります。

最後には植物なんだから、毒さえなければ食べられるだろうと言って料理する所まで・・・。ゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ

まあ、知ってる物には結構面白い読み物ではありますが、果たして売れるのか。(^_^;)

関係ないんですがちょっと心配にもなります。

食虫植物好きはぜひ一冊お手元にいかがでしょうか。_( ̄∇ ̄;)

・・・・


それにしても似顔絵が微妙なんですが。_(^_^;)

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関西集会でした。

今回は久しぶりな人や新しい人など色々含めて32人と前回以上の大盛況でした。

この頃食虫植物がテレビで取上げられたり、書籍が販売されてネットなどでも入手しやすくなったためか、かなり認知度は上がってきたようです。

今回はそんなテレビ番組を録画された物を上映したり、三重県方面の新しい自生地探索をした様子を発表しました。

展示植物もそれなりに持ち込まれ、余計なビデオ上映をしたため時間が押してしまい、最後の即売がちょっと中途半端なものになってしまいました。
もう少し時間配分を考えるべきでした・・・・。( ´-ω-`)\
 

それでも、参加者は沢山の植物を持ち帰ることが出来たので、それなりに満足したのではないかと思います。

次回の日程はまだ未定ですが、10月ぐらいを予定しています。

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前回東に行ったので、今度は西方に・・・。

大阪の西といえば兵庫県、そこは県立フラワーセンターが有ります。
サラセニア、ネペンのコレクションは日本一、その出来栄えも日本一ではないでしょうか。

時期的にサラセニアの葉が良い感じに完成していました、レウコフィラの原種は春の葉なのでそれほど大きくはなかったんですが、フラバ系や交配種はかなり良い葉が出ていました。


常設展示のネペンも調子が出てきたようで、大きなツボを沢山つけていました。


ただ、この展示室も簡単に触れる所に展示してあるのでいたずらが絶えないと言う話が有ります、植物を傷めないように見学しましょう。

そんなフラワーセンターですが、近辺は溜池が沢山あるところで、昔は広大な湿地が沢山あったところのようです。
そんな湿地には当然食虫植物も有り、実際フラワーセンターの敷地内にも植虫植物の自生地が残っている所が有るぐらいです。

そんなため池の周辺を少し探索してみました。

フラワーセンターから程近い溜池ですが、周辺はコンクリートの護岸になっていたり、土木工事で人工的に土が盛られ、自然の地形が残っている所はかなり少なくなっています。 

それでも多少は自然の地形が残っている所も有り、池の周辺を探索すると、それらしい草むらを発見    
   
草を分けながら中に入っていくと、やはりありました、トウカイコモウセンゴケです。 

暑さで多少乾燥気味になって腺毛が縮れていますが、元気に花を咲かせていました。


そしてこのあたりでは普通に生えているイシモチソウ。


こちらも暑さで枯れてきている株もあり、日当たりが良いところはそろそろ終りのようです。 

広い面積の自生地は中々見つからない所ですが、狭い池の土手でもこうして生育しています。 
同じような環境でも、生えている所には密集していますが、無い所には全く無いという感じで簡単に自生地の範囲が広がるような感じではないようです。 
ちなみに池の土手には野花菖蒲も咲いていました。 


こういった湿地の植物も同様に減ってしまっていますが、わずかに生き残った株が咲いている風景は何か物寂しさも感じます・・・。

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ちょっと前ですが新しい自生地を求めて自生地探索をしました。 
こちらは取り合えず探索会なので一応自生地探索などをしないといけません。 ゞ( ̄∇ ̄;)

場所は三重県某市、そこは太古の琵琶湖が有った所だと言う事で、粘土を含んだ地層が広範囲にある所です。 

自生地探索は植生と地形、地層などを見てある程度目星をつけて行うと効率よく植物を発見できます。 

今回の場所は周辺に自生地が多いということで有ることは間違いないわけですが、目くら滅法うろうろしても中々いい成果は上がらなかったりします。 

有る程度めぼしを付けるためにまずは地質図を確認。 
と言うことでネットで検索。
こちらが自生地周辺の地質図ですが、薄い黄色で 50 と言う数字が書かれている所が目指す地質の所です。 
  

これを元に地形図などの地図を見て、池や川など水が存在する場所で緩やかな斜面が有る場所を探します。 
そして近年精度が高くなった航空写真で場所を特定します。 
これが自生地周辺の写真。(Yahoo) 
 

ちょっと色は自然では有りませんが、冬に撮られたのか田んぼが茶色く写っています。 
それでも常緑樹は緑で、草などは枯れているので、木が生えていない場所は山の中でも茶色が多くなっています。 

ネットではもっと拡大して見られるので、詳細に見て判断します。
そしてこの写真のあたりが今回探索することにした場所です。(Google) 
  

ちょっと分かりにくいですが、真ん中から左側の中央部分に全く木が生えていない場所が有ります。 
そこから右下に向かって筋のような跡があり、この部分に水が流れる湿地があると予想されます。 
そして注目されるのはその面積です。 
右下に50mのメジャーが有りますがそれと比べても広さが分かります。 

これを見つけたときはなんとしても確認しないといけないと思い、今回探索に向かったわけです。
( ̄Д ̄)ノ

現地についてから、予想外に標高差が有り、多少うろうろしましたが藪の中に水の流れを発見、小さな湿地を見つけてモウセンゴケやイシモチソウも確認できました。
その後も潅木の中を進み、イシモチソウを確認しながら水の流れる方向に進んだ所・・・。


ついにネットの写真で見た広大な湿地を発見。 ヽ(^o^)丿

その広さは今まで見たことがない広さでした。

  
そこは一面の草原で、短い草が一面に生い茂りまるで牧草地のようでした。
そして、その中は一面に動物の足跡が有り 、最初はいのししかと思いましたが、探索中に鹿の姿を発見したため、どうもココが鹿の餌場になっている可能性が有るようでした。

 

湿地の中央部はイグサやカヤ科の草が生えているだけで、食虫植物は見られませんでした。 
 
ただ、湿地周辺の林床や草むらには例によって普通にイシモチソウが生えていました。 (^^ゞ
 

水が流れている所には真っ赤になったモウセンゴケが一面に生えていて、遠くからでもその存在が確認できます。 
 
時期的にミミカキグサが確認できませんでしたが、この感じだとかなり生えてくると思います。 
今度は夏にミミカキグサを確認しに来ようかと思います。
ただこういった自生地は暑さが尋常ではないので、夏に来るのは大変そうです。(^_^;) 


それと、こういった隔離された自生地ではトウカイコモウセンゴケが生えていません。 
周辺でも人間が手が入ったところではかなりの確立で生えていますが、山の中に隔離された自生地に勢力を拡大するにはまだまだ時間がかかるのかも知れません。 

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とりあえず2013年のイベントの予定が終了しました。

例年通りのイベントもこなし、最後には BORDER BREAK!! とか新しいイベントがあったりして、何かと忙しい年でした。

イベントや即売会にお越しいただいた方々には感謝しております。

いくつか新しい取り組みなどもした年ですが、それなりに上手く行ったのではないかと思ってます。

また、今年できなかったことなども有るので来年はやりたいなあと思っていますが、果たしてどうなるか。

来年もこの調子で適当にやろうかと考えています。(^^ゞ


イベントが終了したとか言いながら、なにやら忘年会をとか言う話が出ていました。
28日の土曜日に難波で集まりがあるようです。

関西は夜の会に集まるメンバーが少ないので、なかなか会合が持たれませんが、この頃はやっと数人の固定メンバーが出てきたので、こういった会も楽しみですね~・・・。

さて、寒さが厳しくなってきましたが、サラセニアの植え替えをぼちぼちやらないと終わりが来ないので、少しずつやることにしましょうか・・・。_(^_^;)

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今年最後の即売会です。

『ボーダーブレイク』

日時:2013年12月15日(日)
    午前11から午後6時
場所:大阪市中央区南本町 3−4−8 
    サザンビルディング4階
入場無料



今回始めて参加する即売会なのでよくわかりませんが、アクアリウムが主体の植物その他の即売会です。
主に熱帯産の様々な珍しい植物が集まるようです。

興味が有る人は一度のぞいて下さい。
食虫植物だけではなく、その他色々植物を持っていく予定です。(* ̄∇ ̄)ノ

即売会自体はは土曜日からやってますが、こちらの参加は日曜日だけです。


詳細はこちら。
http://borderbreak121415.blogspot.jp/

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