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食虫植物など、限られた場所にしか生えない植物の栽培日記です。
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ムシトリスミレの自生地に行ってきたわけですが、日本にはこの一種類しか自生していないわけですが、メキシコには一大グループが有って、それをいくらか栽培していますが、やはり夏の暑さで枯らすことが多く、日本での栽培は気を使います。
46b9b4cf.jpegこれはP.esserianaですが、メキシカンの中では栽培が非常に簡単で、日本の気候にもよく適応できる品種です。
さすがに夏の暑い時は腐りやすくなりますが、日陰に置いて乾燥気味にすると問題なく夏越しが出来ます。

2c26cc34.jpegこれはこの前輸入したP.emarginataですが、どうも調子が出ません、何が悪いのか・・・。
_(-_-メ)




f815a7df.jpegメキシカンピンギはやはり夏越しが問題で枯らすことが多くこの頃は丈夫な交配種が多くなってしまいました。
こちらはP.moctezumae x hemipiphytica 'flos-mulionis'と言う交配種ですが、S.hemipiphyticaの色が乗って花の色が濃く良い花です。
写真では花の色が上手く出ていませんね~、もう少し濃い感じの色なんですが・・・。(>_<)

97863e6f.jpeg
これはP. agnata x mostezumaeで、同じP.moctezumae を片親の持って良い花を咲かせます。
こういった交配種は開花期も長く栽培も比較的容易なので、どうしても多くなってきますね~・・・。

原種はヨーロッパから安定的に輸入が出来るので、入手方法は輸入による物が多くなりましたが、何とかもう少し夏越しの問題を解決したいですね。
 

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ムシトリスミレの中でも一大勢力を誇る物にメキシカンピンギと言う仲間が有ります。

名前のようにメキシコ産のものですが、中南米一帯に自生する物が含まれています。

ムシトリスミレと言う名前のように、スミレに似た花を咲かせる植物ですが、スミレの仲間ではなくタヌキモ科に属する物で全くの別種です。

ムシトリスミレと言う名前で市場に出回っているものはほとんどこの仲間だと思って間違いないと思います、日本産のムシトリスミレも有りますが、冬には地上部を枯らして球根で冬越しするタイプで種類が違います。

さてこのメキシカンピンギ、どんな所に生えているかと言うと、ほとんどがメキシコの山岳地帯の岩場に生えています。
標高は2000m前後ですが、赤道に近いので年間通してそれほど気温が下がらず、標高が高いので気温も高くならないと言う所です。
降水量が少ない所ですが、山岳地帯のため朝晩霧に覆われることが多く、そんなところの山肌に着生している着生植物です。

そんな関係から、この植物を上手く育てるには用土を乾燥気味にして、ある程度空中湿度を高めにすることが必要になります。
ただそこは高山植物、湿度が高く気温も高くなると直ぐに腐ってしまいます。

この所夏場の気温が非常に高い時期が続き、植物を枯らし人が増えていますが、これは昼間の気温が問題ではなく、夜間気温が下がらない為に植物が呼吸できなくなり弱っていくことが考えられます。

3adbb854.jpeg特に原種は気難しい物も多く、この所栽培している人もかなり減ってしまいました。
これからどうなるか心配ですね~・・・・。

写真はP. Tina x emarginata と言う交配種で丈夫で良い花を咲かせる物です。


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日本産のムシトリスミレですが、長野県などの標高が高い山には自生地が沢山有り、自生地もかなり広い範囲で点在しています。
三重県や岐阜県の比較的標高の低い所にも自生地が有りますが、基本的には標高が高い所に生える高山植物です。
標高の低い所では非常に限定的な場所に生えていますが、標高が2000m前後のところでは、湿った土であれば場所を選ばずに生えていると言う印象です。

写真の物は先日撮ったものですが、標高が2000m程度の場所で、他の高山性の草に混じって極普通に生えていました。
12149d90.jpeg
登山道のすぐ脇で生えているので、最盛期にはあちこちで花が見られると思います。

高山に生える物は、標高の低い所の物との違いは草体がしっかりしていて、栽培下での状態に近いものでした。
花も大きく開いているわけではなく、やはり湿度は低い場所ではこうゆう形になるのかもしれません。
どちらかと言うとこれが本来の姿ではないでしょうか。

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6f39df21jpegアメリカンピンギはプリムリフローラ以外は栄養繁殖をしにくいため増殖はもっぱら種子繁殖に頼っています。
種を蒔くと2~3年で開花株になりますが、やはり時間がかかります。

そこで親株の生長点を分割して不定芽を出させようと切込みを入れました。
安全を見るなら半分に分けるぐらいですが、欲張って鉢に植えたままカッターで十文字に切り分けましたが、今年はどうゆうわけか大量に不定芽が出てきました。

03983c55jpegこれから小分けにして栽培して、うまく行けば来年には開花株まで生長するかもしれません。
さて何株になったんでしょうか・・・。

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c7dc9de0jpeg7月の集会で十文字に切れ目を入れたP.planifoliaですが、こんなことになりました。
去年は1株が3株になっただけでしたが、今年はなぜか不定芽が沢山出てきました、何が原因かは分りませんが、沢山増やせそうです。
ただ、このぶんだと子株が沢山出来るだけなので、来年の開花株は出来ないかもしれません。

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91ace26cjpegたまにはメキシカンピンギの花など・・・。

輸入物ですが P. spec. ANPA C と言う名前で売られていた物です、株が小さいので本来の花ではないかもしれませんが、結構特徴の有る花です。
メキシカンピンギも非常に沢山の品種に分かれていて、特にこのモラネンシス系は産地によってバリエーションが沢山あります、これも新しく見つかった物のようですが、個別に名前が付くようになるのかもしれません。

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bb108b69.jpg去年、開花後に1/4の切り分けたプラニですが、小さいながらも花が咲きました。
通常の開花株の半分ぐらいの大きさですが、実生と違って花が咲きやすいのかもしれません。
この手のアメリカンピンギは、増殖がほとんど実生の限られていましたが、リスクは有りますが、株を切り分けることで、少しずつですが増やすことも出来ます。

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3611075a.jpgこの前の東海集会で手に入れたものですが、P. Weser と言うことで手に入れましたが、花が咲いたらこんなでした。
これはどう見てもP. Sethosですね。
交配親は同じですが、花が若干違います。P. Weser は中心の白い所が細い縦線のようになるので、この花は違います。
どちらでも良かったんですが、たぶん持ってきた人もわかっていなかったと思います。こうゆう交配種は名前だけが一人歩きすることがあるので注意しないといけませんね。
思い込みということが有るかもしれませんが、やはり確認をしておかないといつまでも違った認識をするかもしれません。

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