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食虫植物など、限られた場所にしか生えない植物の栽培日記です。
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気温が高くなってきて暑さに弱い植物はちょっと疲れてきたようです、それに変わって暑さに強い植物は今が生長の最盛期です。

631b4b55.jpegサラセニアの実生もかなり大きくなってきました、この苗にこの時期肥料をやると格段に生長が良くなります。

1~2年目はこの肥培で生長を促がすと早い物は4年目の春に花が咲くまでになります。

ここで気をつけないといけないのは、肥培で促成栽培をすると病気に弱くなると言うことです。

38ee7110.jpeg根から腐りが入って立ち枯れを起こす株が出てきます、これを放置すると回りに移って全滅することがあるので、定期的に殺菌剤を撒いて予防に心がけます。
それでも発生した場合は、発見次第治療用の殺菌剤を蒔く必要があります。

梅雨時が一番病気の出やすいときなので、最も注意が必要です。

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ab70f21c.jpegサラセニアの八重咲ですが、花にボリュームが有るので沢山咲くと結構見ごたえがあります。

これはさまざまな品種が混ざった交配種なので、花の色や形のバラエティーが非常に沢山あります、さしずめネペンの「バイキング」と言った所でしょうか。
そろそろ花の時期も終わりに近づいてきましたが、もう少しはこのはなを見a5c67d32.jpegていられると思います。

これらのサラセニアの系統は三重県の業者が作るサラセニアの中から見つかった物ですが、日本のマニアの中ではさして珍しい物ではなくなってきているかもしれません。
ただこれも日本だけの物なので、世界的に見るとかなり珍しい物だと思います。

来年はいくつか海を渡ると思いますが、それなりに選別した物を送りたいと思っています。

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1dc37422.jpegサラセニアの種をまいたものが発芽してきました、今年も蒔くのが遅れたのでちょっと遅い発芽ですが一斉に出てきました。

今年は結構大量に種をまいたので、数年後の鉢上げが心配です、また場所を考えないといけません。

そんなことで今年は交配も自重気味です。(^^ゞ

これから本葉が3枚程度出たころに肥料をやると、その後の成長がぐっとよくなります、時期的には梅雨前の6月ごろでしょうか、今年の成長いかんで開花までの期間を短縮できます・・・。

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flava.jpg5月に入っていよいよサラセニアの花も本番になってきました、フラバの花やそろそろ終わりになってきた感じで、これからは赤い花が咲き出してくると思います。

サラセニアの花は葉が出る前に咲き出すので、サラセニアが市販されるころには終わってしまうので、この花は栽培していないと中々見ることが出来ません。

45547c7b.jpegフラバに花は鮮やかな黄色ですが、同じ時期に咲くアラタの花はクリームイエローでちょっと趣が違います。
フラバの黄色に比べて白っぽいこの花はちょっと優しさが感じられますね~・・・。

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さて、寒暖の差が激しいこの頃ですが、暖かくなってきて植物の生長も加速が付いてきました。

03bbabca.jpegビニールで保護している区画ではサラセニアの花も咲き出しました。

日にち的には平年並みと言う所でしょうか、特に早くも遅くも無い感じです。

やはり最初に咲くのは黄色い花で、これはフラバです。

この後に色々な花が咲き出してくると思います。

そろそろ交配の計画を練らないと・・・。^^;

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ルブラには前記の3種類の他に後2種類存在します。

これらの種類は他のものと自生地が重ならず、内陸に隔離された所に点在する小規模な湿地にのみ自生する貴重な種類となっています。
そのためにこれらの種類をルブラとは切り離して、新しい種類としている学者もいるようです。
bb1f1c21.jpeg
一つはS. rubra subsp. alabamensis で名前の通りアラバマ州に自生していますが、自生地はアラバマ州に約 12ヶ所あるだけです。
特徴は、春には小さな葉しか出さないのに対して、秋に出る葉が大きく長いフードを持った、黄色い立派な葉を出すということで、春と秋では全く違う種類のようです。

36aaadab.jpegもう一つはS. rubra subsp. jonesii で、自生地はノースカロライナとサウスカロライナ両州に、10ヶ所ほどしかありません。
形態はS. rubra subsp. rubra に似て小さく地味な種類で、多少フードが立ち上がるところが違うぐらいです。

これらの2種類は自生地が失われつつあり自然状態ではかなり数が減っている種類です。

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2009年も残す所後一ヶ月となりました、今年はどんな年でしたでしょうか・・・。

思い起こせば色々有りましたが、今年もあっという間に終わったような気がします、あと一ヶ月でやり残した事が出来るか・・・。(-_-;)

などと考えながらサラセニアを見ていました。

サラセニアの中でも地味な種類の筆頭がS. rubra ですね。

大きさも小さい物が多く、色彩も黄色から赤黒い物が主流で、どちらかと言うとマニア好みというか、地味な中に渋さを見い出すと言う感じです。

いくつかの系統に分かれますが、どれの総じて地味ですね~。

858fb230.jpeg系統は自生地で分けられることが多く、形態で完全に分けることが出来ないようなものも有ります。

これはS. rubra subsp. rubra  で、基本種とされていますが、最も東に自生する物です。

S. alata に似た物も有りますが、花の色や形が違うので花が咲けば一目で見分けられます。
そしてS. alata に比べても小形です。

a84a153b.jpeg
これはS. rubra subsp. wherryi  です、筒全体にうっすら毛が生えていて特徴的な質感が有ります。
色も濃い黄色で他のものとはちょっと違った色合いです。


d9a01a07.jpeg
次はS. rubra subsp. gulfensis  です、ルブラの中では一番大きくなる種類で、60cmぐらいになる物も有ります。
色も赤茶色の特長的な色をしていて、秋には特に色が濃くなって正に“ルブラ”という感じになってきます。



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サラセニアの種ですが、通常冬の寒さにあって春になると発芽してくるという話になっていますが、それ以外にも発芽することが有るようです。

サラセニアの種は8月の末ごろから10月にかけて、果実が枯れて中の種が出て来ます。

この種を8月後半にまだ緑色をした果実を割って取り出し、取りまきにすると4週間前後で発芽することが良く有ります。
この時期の種子はまだ休眠状態に無い場合があるようで、適当な温度と湿潤な環境があると発芽を始めるようです。

多くの場合は果実が枯れて茶色くなって来ますが、10月になっても茶色くならない果実が結構あります。
そしてそんな果実を枯れるまで放置して収穫すると発芽しない種子になっていることが有ります。

84b383aa.jpeg以前は原因がわかりませんでしたが、10月初めに採った緑色の果実の中からこんな種子が出てきました。

これは果実の中で発芽してしまっている種子です。

今年もいくらか見られましたが、この状態で枯れるまで放置すると、当然発芽した物は駄目になってしまうわけで、発芽しない種子が多くなることになります。

9月末から10月の初めまでに採らないとこうして発芽した物が増えるようです。

特に秋雨前線が南下してくる時期にはこうした現象が多く見られるので、やはり9月中に収穫した方が安全なようです。

自生地ではこんなことは無いのかもしれませんが、どうも日本の気候が原因かもしれません。

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