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食虫植物など、限られた場所にしか生えない植物の栽培日記です。
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寒い日が続いていますが、日中の暖かい日を選んでサラセニアのメンテナンスをしていました。^_^;bc6c0a1f.jpeg
夏から冬のかけて葉が増えて込み合ってきた物を植え替え前に整理します、それと共に植え替えが必要なものと必要が無い物を見たりします。

サラセニアも置き場所が無く詰め込んで置いてあるので、葉が伸びてくると密集して風通しが悪くなります。
写真の左右を見るとすっきり具合が分かると思います。(^^ゞ

157f42c8.jpegそして重要なのが、環境維持のために置いてある生ミズゴケが成長して、植物が埋まってしまった物を、ミズゴケを減らして通気性を良くする作業です。

夏から秋にかけてこのミズゴケがかなり伸びます。

本来は11月頃にやらないといけなかったんですが、何かと忙しく今まで出来ませんでした、これをやらないとミズゴケに埋まった株が腐ってしまうことが良く有ります。

e65f6f7b.jpeg今回も枯れた株がいくつか出てきました。
_(-_-;)

これももう少し早く作業をしていれば枯れずにすんだと思います。

2株以上有るものならまだ良いんですが一株しかない物は痛手です・・・。
(ノД`)シクシク

13531b65.jpeg他にも秋に薬剤散布を怠っために夜盗虫の夜被害を受けた株が有りました、これも10~11月のかけて被害が大きくなりますが、定期的に殺虫剤をかけておかないとどうしてもこういった被害はなくなりません。
今年は秋に雨が降ることが多かったので、薬剤散布を怠ったことで結構夜盗虫にかじられた株が有りました。(+_+)
 
毎年同じような被害が出ているので、注意しないといけないんですが、ちょっと面倒なのでどうしても放置してしまいます。
まあ、この程度なら枯れることは無いのである程度覚悟はしていますが、さすがに花芽を期待している株は結構頻繁に薬はかけたので、被害はありませんでした。(^^ゞ

サラセニア的には今月中に種まきをして、来月から植え替えを本格的にするので、小さな物をぼちぼち植え替えながら、これから植え込み材料の準備などを本格的にします。
 

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f6316104.jpegS. rubra subsp. gulfensis ですが、サラセニアの中では地味な方で、変異もあまりないためにほとんど見かけることもない種類です。

この種類も春よりは秋に立派な葉を出し、派手さはありませんが気温が下がってきて温度差が大きくなると、中々渋い色のなってくるのでマニア好みの種類と言う所でしょうか。

その色はこげ茶色と言うかアンバーと言うか、なかなか深みのある色をしています。

そんなガルフにも多少の変異はあって、大きい物小さな物や色の濃いものなどがあります。

c5ce8f5a.jpegこちらはREDフォームとして手に入れましたが、秋に深まりと共に色が濃くなり、赤を通り越して黒くなってきました。

この個体はフードも特徴が有ってちょっと変わっています。

産地も由来も分からない物ですが、他の種類との関係が有ってこの色と形が出て来たと思います。

果たしてどんな由来があるんでしょうか・・・。

 

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c98a6a3c.jpegSarracenia "Smurf"という名のサラセニアですが、今年になってカタログに載るようになりました、どうもオランダの業者が組織培養した中から見つけたようで、何かの影響で形が変わってしまった物だと思います。

ハエトリソウはよくあることでそれによって様々な品種が作り出されていますが、サラセニアではこれが初めてです。

今まではアントシアニンフリーという赤い色が無い物は出てきましたが、形が変わった物は存在しませんでした。

どうも狙ったわけではなく偶然発見された物のようですが、今までもこういったものを狙っていた可能性も有るので、これからはさらに狙ってくるかもしれません。^^;

ただ、サラセニアは結構変異が出にくいようなので、二匹目のドジョウは中々難しいでしょうね・・・。

それにしてもこの形は狙っても中々出来る物ではないと思うのと、こんな形を想像すること自体がものすごい象増力だと思います。
人工的な培養の中から出てきたものとはいえ、まさに自然の造形の妙とでも言うべきでしょうか・・・。
w( ̄▽ ̄;)w
 

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ef11fec1.jpegサラセニアの種を収穫しました。

今回はほとんどがフラバですが、まだ果実は緑色をしたままです。
ただこの時期にはほとんどの品種は種子が熟しているので、収穫しても問題ありません。

逆にこのまま放置すると枯れたあと雨に打たれることでカビてしまったり、果実の中で芽が出てしまったりします。

まだ収穫していない物も有るので、雨が多くなる季節の前に随時収穫しようと思います。

一応この種は全て蒔く予定ですが、場所がないので広い場所を持っているところで種を蒔いてもらうことにします。

さてどれくらいが大きくなるのか・・・。^_^;
 

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そんなアントシアニンを持たない物通しを交配して出来た交配種などもあります。

アントシアニンを持たない物同士で交配しているので当然子供もアントシアニンを持たない物が出来ます。
860b81a7.jpeg
そんな物同士で交配した物で、これは「シラクモ(白雲)」と言う名前が付いている交配種です。
交配親は (purpurea x leucophylla) x psittacina と言う交配です。

プシタシナの影響が大きいようで、全体的にプシタシナに似ています。

アントシアニンフリーの物にそうでない物を掛け合わせた場合でもある程度の確立でアントシアニンを持たない植物が出てきます。
一度そんな交配種に挑戦してみてはいかがでしょうか。
 

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アントシアニン フリー ・・・、要するにアントシアニンを持たないと言うことです。
食虫植物の中ではサラセニアやドロセラに多く見られるもので、赤や紫の色素を持たない植物のことです。
赤い植物が多い物の中では、緑一色の植物は結構目立つ存在なので、それなりに人気も有ります。

このアントシアニンが植物にとってどういった作用をしているのかは、簡単に言うと紫外線から植物を守っていると言うことです。
それでは  Antocyanin free plants は直射日光に弱いのかと言うと一概には言い切れません、植物を紫外線から守っているのはアントシアニンだけではなく葉緑素など他の色素も紫外線から植物を守るのに貢献しているからです。

ただ、新芽などの色素を十分持たない部分ではアントシアニンを持っていたほうが紫外線からはガードしやすいと言うことになります。
サラセニアの新芽が赤いのはそんなことが理由かもしれません。

サラセニアはほとんどの変種でこの Antocyanin free plantsが有り、確認されていない物は ルブラの wherryialabamensis ぐらいです。
ac5fec01.jpeg
こちら、S. leucophylla var. alba ですが、白い中にも赤い葉脈が見えるとおりアントシアニンを持っています。







8e1c3577.jpegアンントシアニンがあるので当然新芽も赤くなります。






2e59397c.jpeg
そしてこちらは S. leucophylla f. viridescens と言うアントシアニンを持たない株です。






cbb5d693.jpeg
新芽の所に赤い色が無い緑一色です。

サラセニアの場合は新芽が赤くなるので、アントシアニンを持っているかどうかは新芽でだいたい判断できます。

サラセニアのアントシアニン フリーと言う株は国内ではあまり出回りませんが、昔からあるプルプレア・プルプレアのアントシアニン フリー株 S. purpurea f. heterophylla や S. rubra subsp. gulfensis のアントシアニン フリーの物は比較的手に入りやすい物かもしれません。
また、S. purpurea subsp. venosa 、 S. psittacina  、 S. leucophylla  などが海外から輸入されて手に入るようになりました。
アントシアニン フリーの物の学名表記は f. viridescens 、 f. heterophylla 、 f. luteoviridis 、f. heterophylla 、f. luteola あるいは Anthocyanin Free のいずれかで表記されているので、これ以外のものはアントシアニン フリーではない可能性が高いと思われます。
 

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b8e21afa.jpegサラセニアですが、種を蒔き遅れて3月に入ってから蒔いた種がようやく発芽してきました。

やはり発芽までは2ヶ月ほどかかるようです。

本来なら2月初めには蒔く予定でしたが、いつものように場所が無くじたばたしているうちに3月になってしまいました。

まだほとんど発芽していない物も有りますが、種が生きていれば来年発芽してくるかもしれません。

とりあえず固形の肥料を少し入れておいたので、これで成長に加速が付いてくれると良いんですが・・・。^^;

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82f416a1.jpeg芽が出てきました。(^^ゞ

たくさん出ているドロセラは日本産インディカの赤花です。

去年のこぼれ種から出たものです、やはり平年よりは少し遅いかもしれません。

そして真ん中に出ている双葉が有るのはサラセニアですね~・・。

実はサラセニアの種をまいたプランターに、去年インディカも一緒に蒔いたものが去年成長して、種を作って今年に至っている物です。
ではこのサラセニアはと言うことになりますが、去年蒔いた種があまりにも発芽率が悪かったので、輸入種子だったため質が悪かったのかと思っていました。
それが今年になって出てきたもので、どうやらサラセニアも条件が悪いと発芽しないことがあるようです。
去年は2月になってから種を蒔いたんですが、やはりちょっと蒔くのが遅かったのかもしれません。
やはりサラセニアは種に十分水分が浸透してから寒さに当らないと発芽しないのかもしれません。
種を蒔いてから水分が浸透するまで、だいたい一ヶ月ぐらいはかかるようなので、その時期にある程度寒さに当らないと発芽のきっかけが出来ないのかもしれません。
今年も3月になってから蒔いた種があるので、果たしてどれだけ出てくるのか・・・。
来年はもう少し早めに蒔かないといけないかもしれませんね~・・・。
 

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