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食虫植物など、限られた場所にしか生えない植物の栽培日記です。
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Udelphinioides.jpgU.delphinioidesです、この前の東海集会で手に入れたものです。

この濃い紫は非常に魅力的ですが、栽培方法が今一わからないのが不安です。

休眠するとかと言う話も有りますがどうなんでしょうか。

とりあえず半日陰でそれなりに温度が有ればよいと言う話なので春まではネペンと一緒に置いておくことにします。

これで栽培が簡単ならかなり普及しそうなんですが、花期はどれくらいあるのかとにかく情報が無い植物です。
 
・・・と言うことで、今度の日曜日は関西集会です。
http://ip.tosp.co.jp/i.asp?I=tansakukai
咲き残っていたらこれももっていきます。(^^ゞ
 

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0548a2a9.jpegさて日本産ミミカキグサの四番目ですが、それは ヒメミミカキグサという和名のU.minutissima です。
非常に限られた場所にしか自生地が無い為、実際の植物を見た人はあまりいないと思います、まして栽培したことがあるという人は限られたマニアだけではないでしょうか。
今回幸運にも種子を入手できたので栽培してみることにしました。

特徴はなんと言ってもその大きさです、葉の幅は0.3mmほどの糸のような感じで花は1~2mmほどのピンク色です。
花茎は0.2mmほどの太さで1~3cmの高さになり、1~2個の花を付けます。

dfbf36ad.jpeg数字だけでは分かりにくいと思うのでスケールを当てて写真を撮ってみましたが、肉眼ではほとんど何か分かりません・・・。^_^;

これが湿地に生えていても、よほど沢山花が咲かない限り立った状態では見つけることは困難だと思います。

自生地は他のミミカキグサがあまり生えていない砂礫が見える流水地なので、多少水気は多くして管理していました。
実際に栽培してみると他のミミカキグサとそれほど変わらず、取り立てて難しい植物と言うわけでもないようです。
今回も播種から3ヶ月ほどで開花しました。

今回の物は通常より小さめの花ですが、どうも暑い時期は花色も薄く花もあまり開かないようです。

どれほどの人が興味を示すかはわかりませんが、栽培品が増えていけば少しずつ見ることが多くなると思います。
 

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日本には大きく分けて4種類のミミカキグサがあります。

基本的には1年草扱いで、これを単独で栽培する人はあまりいないと思います。

家には4種類とも有りますが、ほとんどはモウセンゴケなどの鉢に居候的に生えていて、単独で植えてあると言う物はあまりありません。

まあ、単独で植えると鉢の用土が固まり気味になり、通気性が悪くなって生育が悪くなるので、他の植物と一緒に植えたほうが良いようです。

この4種類の中の3種類は自生範囲も広く、良く知られた種類です。

645ead98.jpeg
代表的なものが ミミカキグサ という和名の U.bifidaです。
黄色い花をつけて、文字通り耳掻きの先のような果実をつけます。これが最も自生地の範囲が広いようです。
夏の終わりには池のほとりなどで黄色い絨毯を引いたかのように咲き乱れていることがあります。

3a93d62f.jpeg次は ホザキノミミカキグサ と言う和名のU.caeruleaです。
U.bifidaよりも水気の少ない所を好み、最も水から離れたとこの映える種類です。
逆に水没するようなことがあると弱ってしまいます。



7f5947b4.jpegもう一つ ムラサキミミカキグサ と言う和名の U.uliginosa です。
本来もう少し青みがかった花になるはずですが、ちょっと元気がないようです。
この種類が一番水が好きなようで、ひたひたの水が常にあるようなところを好んで生えています。
場合によってはほとんど水中から花茎が出ていることがあり、水分が少ないと調子が悪くなるような種類です。

四つ目はまた明日・・・。(^^ゞ
 

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このところどうも更新をサボリ気味です・・・。^^;

ウトリですが、夏の暑い時期だけ咲くウトリがありますが、秋になって気温が下がってくると咲き出すウトリも有ります、今はそんなウトリが両方咲いていて色々と花が見られる時期でもあります。
f24468d5.jpeg
夏のウトリで良くあるのがU. dichotomaですね~、非情に丈夫で寒さにも強く紫色の花を付けます、花数が少ないのがちょっと寂しい所ですが、この紫は結構貴重ですね。
種で増えたり鉢から脱走することが少ないのでお行儀の良いウトリです・・・。(^^ゞ
 


18e841a6.jpegこちらはU. cornutaです。
大き目の黄色い花が沢山咲く良い品種です、まだまだ普及していないので見かけることは少ないと思いますが、丈夫で栽培しやすく、花には良い香りが有り、沢山咲くとあたりに甘い香りが漂います。
花持ちも良く、一つの花が一ヶ月以上咲いていることもあります。

c673a432.jpegこちらはU pubescensですが、どちらかと言うと暑さが苦手で涼しくなってから咲き出しました、中々増えてくれない品種で葉の形に特徴がある種類です。
花の中央にスポットが有る特徴的な花です。
これは白花ですが薄紫の花も有るようです。


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このところ夏ばてでヘロヘロになっています・・・。(~_~;)

がんばって夏を乗り切らないと。

50a992e1.jpegさてしばらくさぼっていましたが、今回はコルヌタです。

夏の暑さに負けずに黄色い花を咲かせるウトリですが、まだまだ普及していません。

日本産のミミカキグサも黄色い花ですが、こちらは大きさも倍以上あり、いい香りがします。
花持ちも良く一つの花が1~2ヶ月は咲いたままになっています。

寒さにも強く凍らなければ屋外で越冬できるので、花期が長く甘い香りが楽しめると言うことで、普及する条件はそろっていると思います。

将来はこの黄色い花が夏の定番になるかもしれません。

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ウサギゴケことU. sandersonii ですが、この頃余り咲いてくれないと言う悩みがあります、鉢一杯にはなるんですが中々花芽が出てきません、はてさてどうした物か・・・。

たぶん用土が古くなって、その影響で花が咲かなくなったんだとは思いますが、一部をちぎって植え替えても余り咲きません。

困ったもんです・・・。(-_-;)

89c1f0d0.jpegそんなU. sandersonii ですが、自生地では湿った岩肌に着生していると言うことです、日本にあるミミカキグサなどとはちょっと趣が違います。

そんな着生種だから起こることでも有るんですが、鉢一杯になると空中にランナーを伸ばして勢力範囲を広げようとします。

これを放置すると知らない間に隣の鉢に入り込んでしまいます。

0e539dc0.jpegこちらはピンギの鉢に入り込んで花を付けた物です。
最初は何かわからなかったんですが、花が咲いて種類がわかりました、これがピンギなどなら良いんですが、同じウトリの鉢だと分けようが無いので困ります。
ちなみにこの鉢にはU. subulata が入り込んでいるので、ちょっと分けようがなくなっています。

ウトリ同士は隣り合わせて置かないことが肝心ですね。
 

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U.novae.jpgこの名前で出てきたウトリが有りましたが、やはりU.dichotomaと同じ物であると思って良いのではないかと思います。

今回このU.novae-zelandiae の花が咲きましたが、U.dichotomaとは相違点を見出せませんでした。

ICPSなどでも同じものだと言うことになっているので、やはりこれは同じ物であると結論付けても良いのではないでしょうか。

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知り合いの趣味家が自費出版した本が出来たようです。

『タヌキモ属栽培種閻魔帳』という題名で、タヌキモ属(Utricularia)だけを編集した本です。

cover.jpg種類が多い割に情報が少ないこのタヌキモ、ミミカキグサという種類を栽培するには、是非必要な本だと思います。

昨今、ネットで検索すればかなりの情報が得られるようになってきましたが、やはり印刷物として資料を置いておいた方が一目で分かると思います。

36ページほどで¥2000と若干値段が高いかもしれませんが、多くの花の写真がカラーで印刷されているので、それだけでも価値が有ると思います、自費出版で発行部数が限られているので、欲しい人はお早めに・・・。(^^ゞ

詳細はこちら・・。
http://www1.plala.or.jp/Napraforgo/utricsbook/

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