ウサギゴケことU. sandersonii ですが、この頃余り咲いてくれないと言う悩みがあります、鉢一杯にはなるんですが中々花芽が出てきません、はてさてどうした物か・・・。
たぶん用土が古くなって、その影響で花が咲かなくなったんだとは思いますが、一部をちぎって植え替えても余り咲きません。
困ったもんです・・・。(-_-;)
そんなU. sandersonii ですが、自生地では湿った岩肌に着生していると言うことです、日本にあるミミカキグサなどとはちょっと趣が違います。
そんな着生種だから起こることでも有るんですが、鉢一杯になると空中にランナーを伸ばして勢力範囲を広げようとします。
これを放置すると知らない間に隣の鉢に入り込んでしまいます。
こちらはピンギの鉢に入り込んで花を付けた物です。
最初は何かわからなかったんですが、花が咲いて種類がわかりました、これがピンギなどなら良いんですが、同じウトリの鉢だと分けようが無いので困ります。
ちなみにこの鉢にはU. subulata が入り込んでいるので、ちょっと分けようがなくなっています。
ウトリ同士は隣り合わせて置かないことが肝心ですね。
知り合いの趣味家が自費出版した本が出来たようです。
『タヌキモ属栽培種閻魔帳』という題名で、タヌキモ属(Utricularia)だけを編集した本です。
種類が多い割に情報が少ないこのタヌキモ、ミミカキグサという種類を栽培するには、是非必要な本だと思います。
昨今、ネットで検索すればかなりの情報が得られるようになってきましたが、やはり印刷物として資料を置いておいた方が一目で分かると思います。
36ページほどで¥2000と若干値段が高いかもしれませんが、多くの花の写真がカラーで印刷されているので、それだけでも価値が有ると思います、自費出版で発行部数が限られているので、欲しい人はお早めに・・・。(^^ゞ