ちょっとついでが有ったので、岐阜県内のムシトリスミレの自生地に行ってきました。
ここは私が知っている中で、車を降りてから最も距離が近い場所にあり、徒歩数十分でアクセスできる場所です。
ただ細い沢沿いに登らないといけないのと、自生地自体が急な崖になっているので、最後は数mの崖登りとなるため、それなりの覚悟で行かないといけない場所です。
この自生地に行くのは9年ぶりで、はっきり場所を覚えていませんでしたが、距離的に近いので過ぎ自生地に到着しました。
ただ、沢沿いの様子はかなり変わっていたので、以前とは違うルートで崖にアクセスする必要がありました。
幸い沢の水が少なく、沢渡も簡単に出来たので、特に苦労するようなことも無く到着しました。
自生地は幅の細い崖になっていて、上部は木が生い茂っていて良く見えませんが、上までの高さは50m以上有るようです。
そんな崖のちょっと上がった所で、畳数枚分の場所にムシトリスミレが生えています。
時期的に花は終わっているの、葉が残っているだけですが、元気の良い株が沢山生えていました。
9年前に来た時より、自生地の範囲が少し狭くなっているようで、今後どうなるか心配です。
水の加減か日照の具合なのか、なぜ上のほうには生えていないのか、良く分かりませんがこうした自生地は次第に失われている運命に有るのかもしれません・・・。
[6回]
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