サラセニア、ムーレイですが、flava x leucophylla という交配種のことで、本来は自然雑種に付けられた学名です。
このムーレイの良いところは、フラバが春だけしか大きな葉を出さないのに比べ、レウコの血が混ざっているため秋にも比較的大きめに葉を出すという所です。
また、レウコの白い色をフラバの大きな蓋に移そうという考えで作られることもあります。
この二種類の特徴の良いところを取った交配種が出来ると見ごたえのあるものが出来ます。
これはイギリスで作られた交配種のようですが、フラバはルゲリが元になったんでしょうか、蓋の付け根に色が付いています。
葉の形は、秋なのでレウコの影響が大きくレウコに近い葉の形になっています。
サラセニアですが、かなり実生もしています。
毎年大量に撒きますが、結構管理が雑で枯らすことが多く、結果が出ないことが多くて駄目ですね~・・・。
生長を早くしようと肥料をやるわけですが、これが結構立ち枯れを招きます。
特に梅雨時に発生して、薬剤散布を怠ると全滅することがあります。
今年は梅雨明けまで液肥をやっていたせいか、またしても立ち枯れが発生してしまいました、薬剤散布もしていましたが、雨が多くあまり効いていない感じです。
今は小康状態ですが、秋雨が降ることに再発するので、気をつけないといけません。
立ち枯れが出ていない所もあり、管理状態の差だと思われますが、この差が良く分からないところです。
液肥は満遍なく効くので、病気が出ていない所はすこぶる調子が良いです。