猛暑が過ぎて若干涼しくなってくると共に秋雨前線が停滞して雨が多くなる時期です。
この時期に注意しないといけないのがサラセニアの病気です。
葉の根元付近から枯れ込みが始まり、それが茎に達すると植物全体が枯れてしまいます。
これは葉が込み合って風通しが悪くなっている物や、風通しが悪い場所に置いてある物によく発生します。
発見が早い場合は枯れた部分を切り取り、風通しがいい場所などに移すことで対応出来ますが、ほとんどの葉を失うことが多くなります。
基本的にはカビによる物で、発見次第殺菌剤をかければほぼ問題ないものですが、カビが茎にまで進入している場合は枯れている部分を綺麗に切り取らないと枯れ込みが止まりません。
大きな株であれば茎を残すことが出来るので全て枯れてしまうことも少なくなりますが、小さな株では助からない場合が多くなります。
このショウジョウは炭疽病か菌核病あたりだと思われるので、殺菌剤としては手軽な
モスピラン・トップジンMスプレー900ml なども使いますが、予防をかねて薬剤散布する場合は大量に使うので
ゲッター水和剤と言う粉の物をよく使います。
一回かけるだけでとりあえずは効きますが、念のため4~5日あけてもう一回散布します。
これからしばらくは根腐れなども発生しやすくなるので、枯葉や雑草取などをしながらよく観察する必要がありますね~・・・。
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