Sarracenia flava var. rubricorpora ・・・。
通常、赤フラバと言われる物ですね、この頃はかなりで回っているので特に珍しくもなくなって来ていますが、この赤の出方に個体差があるのと、栽培条件で変ってくるので、良い色を出している固体を見るのは結構少なかったりします。
色が出やすい物は、多少出来が悪くてもそれなりに赤くなってくれるし、ちょっと上手く行くとべったり絵の具を塗ったような色になります。
こちらは実生選別した物ですが、色付が良く結構良い色になります。
欲を言うと形が今一ですが、とりあえずこんなもんでしょう。(^^)
この赤フラバの定義ですが、どこまで色が付けば赤フラバといってよいのか。
赤フラバと言うことで入手した物で、中々赤くならない物や
ornata と言うことで入手した物で、条件によっては蓋まで赤くなる物が有り、選別の基準がどの辺にあるのか悩む所です。
ちなみにこちらは
ornata のレッドリッドとして入手した物で、普段はここまで赤くなりませんが、今年は葉が出来る時の天気が良かったせいか真っ赤になりました。
蓋の上まで色が付いて、出来の悪い
atropurpurea と区別が付かないぐらいです。
ただ、例年だとここまで赤くはならないので、やはりこれは
ornata 止まりなのかと言う感じです。
それと色合いが赤フラバと比べるとちょっと茶色っぽいので、この辺が違う所と言うことなんでしょうか。
この赤フラバ、種を蒔いても全てが赤くなるわけでもなく、ひどい時には赤くなる物が半分以下と言う固体もあります。
どうもこの赤い色と言うのが劣性遺伝なのか、優先的に出現する物ではないようです。
何にしても出来の良い個体は目を見張るような色を出すので魅力的ですね・・・・。
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