ネペンは全て熱帯に自生していますが、そんな中でも高い山に自生する物があり、これらは非常に冷涼な環境を好みます。
低地性の品種なら日本の夏でも直射日光さえさえぎれば問題なく栽培できますが、高山性のものは暑さに弱いので冷房装置が必要になります。
いくら気温が低いのを好むといってもそこは熱帯、日本の冬は屋外では越せません。冬場は他のネペンと一緒に温室で過すことになります。
全くもって厄介な植物です。
それでも人気が有るのは非常に特異な形状の袋を付けるからかもしれません、写真は
N aristolochioides です。まだ小さな株ですが普通の物と違って口が横に向かって付いています、通称「寝袋」などと言っていますが、他にはない形状です。
最低気温が25℃にもなると直ぐに枯れてしまいますが、冬場は温度を低めに設定して他の低地性のネペンの生長が鈍る中ぐんぐん成長します。
冬の間に何とか大きくしたいものです。
[1回]
PR