食虫植物の中でも、サラセニアはほとんど成長が止まってそろそろ冬支度です。
本来自生地は乾いた北風が吹き抜けれうようなところではないと思うので、冬中葉が枯れずに残っていると思いますが、日本では霜が降ったり雪が積もったりするので、春までにはかなりの葉が枯れてしまいます。
そんなサラセニアの中には秋に大きい葉を出す品種もあり、この時期はある程度紅葉もするので、今年最後の鑑賞時期になります。
そんなサラセニアの中でもS.leucophyllaは最も人気が有る品種ではないでしょうか。
一口にS.leucophyllaと言っても変異の幅が広く、様々なタイプが存在します。
大きい物小さい物、細い物太い物、赤い物緑の物、蓋や口の形など上げればきりがありません、これは他の品種影響による物だと思われますが、S.leucophyllaと言えるものに共通しているのは筒の上部から蓋にかけて、葉脈以外が白くなると言うことです。
写真のものは原種と言うことで入手しましたが、網目の様子などはどこかミノールの影響を感じます。
次の物はあまり赤が入らないタイプです、形も一般的というか良く有る様な形です。
次はピンクタイプと言うものですが、これはかなり色が付きます。
筒の上半分はこんなピンク色になります。
このように背が高くスマートな物は原種として扱われますが、どこまでをS.leucophyllaとするかは難しいかもしれません。
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