さて2日目ですが、本来なら色々画策していたことがあったんですが、手違いでキャンセルとなってしまいました。
仕方が無いので、本来の予定である P macroceras の自生地見学と言うことになりました。
去年も行ったところなので、取り立てていこうと言う熱意も有りませんでしたが、他に予定も無いのでみんなと一緒に見学しようと言うことになりました。
当日の朝はあいにくの雨模様で、この天気では道中が危険なのでやめようか、どうしようかしようかということで色々話をしていましたが。
そうこうしているうちに山の方に雲の切れ間が出て来ました。
雨もやんでこれ以上天気も悪くならないだろうと言うことで、取りあえず現地に行ってみようと言うことになり、出発となりました。
出発すると次第に雲も薄くなり、うっすら太陽が出てくるようにもなりました。
どうやら晴れの女神が合流して、天気が回復したようです。(^0^)w
車を降りて川沿いの砂利の上を歩くこと10分ほどで沢の入り口に付きました、ここには以前遊歩道が有ったそうですが、数年前の土砂崩れで看板や階段が半分崩れ落ちそうになっています。
ここから沢沿いに数分歩き、崩れた道を降りたり大きな岩を乗り越えていくと、水しぶきを上げる滝が出てきます。
この滝の横が自
生地となっている垂直の壁です。
崖の岩から水が少しずつ染み出して岩盤をぬらしているのと、滝のしぶきが天然のクーラーの役目をして、この高山植物が自生できる環境を作っているようです。
また、滝のしぶきが光を反射して崖を照らすのか、太陽が当らない崖上部のオーバーハングになったところにも沢山の花が咲いていました。
日本ではほとんどが標高1000m以上のtころに自生していますが、標高が6~700mの所に自生している植物も有り、その全てがこのような垂直の壁に張り付くように生育しています。
水分が多く日照が少ないせいか、高山の物より葉が薄く大きいのが特徴です。
ここでひとしきり可憐な花を観賞して、今回の集まりの終了となりました。
帰りは2日間の疲れがどっと出て、ほとんど話す気力も無く車に揺られていました。
今回は人の車で行ったので、あまり運転もせず楽をさせてもらいました・・・。(^^ゞ
さて、来年はどんなことが待ってるかな~・・・・。
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