食虫植物も色々栽培していると、勝手に種を作る物やランナーで増えていく物などは有らぬ所から生えて来ることが有ります。
特にウトリは地下茎で増えていくので、中々気が付かないことがあります。
そんな中でやはり一番問題なのはU.subulata でしょうね~、春先の気温が低い時期は黄色い花を咲かせて綺麗なんですが、温度が上がってくると、閉鎖花ばかり作って大量に種をばら撒きます。
この種は後から後からいくらでも出てくるので、一度繁殖しだすと収拾が付かなくなります。
特に問題なのは他のウトリの鉢に入ると分けようがなくなるので、非常に困ったことになります。
この他には、この頃U.bisquamataがやってきて、ちょっと気を許したすきにあちこちで繁殖していました。
小さい花ですが、沢山咲くと結構綺麗なんですが、これも種を良く作るので、必要無いなら花芽を早めに取ってしまうか、他のウトリの鉢を近くに置かないことが必要ですね・・・。
このほかにもU.sandersonii やU.lividaなどは種は作りませんが、湿度が高いと地下茎を空中に伸ばして隣の鉢に侵入することが良く有ります。
左の写真はドロセラの鉢から出てきた葉ですがU.sandersonii かU.lividaあたりではないかと思います、葉の形が良く似ているので、花が咲かないとわからないというのが余計厄介なところですね。
他にもドロセラで種を大量に作る種類は至るところから生えてきます・・・。
特に多いのはD.intermediaですね、丈夫でしかも種を大量に作るので、どこからでも生えて来る感じです。
写真はU.dichotomaの鉢の生えている物ですが、こんな感じでどこからでも生えてきます。
後はやはり日本産のもので、モウセンゴケ、トウカイコモウセンゴケなどは結構いろんなところから生えてきます。
写真はトウカイですが、いろんなところから生えてきています。
特にトウカイは適応範囲が広いようで、いろいろなところから生えてきて、D.intermediaと勢力を争っています。
他にもD.capensis 、D.filiformisなども種を大量に作るので、いろいろなところから生えてきますね~。
写真の赤い芽はD.filiformis all redだと思いますが、D.pulchellaの鉢から大量に出てきました、そういえば隣に鉢が有ったような・・・。(~_~;)
ある程度管理すれば変に混ざることも有りませんが、取りあえず混ざっても何かはわかるので、そのままにしています・・・。(^^ゞ
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