この頃は無菌培養で希少性が有る植物も簡単に大量培養が出来るようになったので、今までは写真でしか見ることがなかった植物も簡単に手に入れることが出来るようになりました。
特にヨーロッパでは盛んに行われているようで、インターネットと航空便の普及で、地球の裏側から簡単に手に入れることが出来るようになったのは非常に嬉しいことですね。
これもここ10年ほどのことで、それ以前は手紙でのやり取りなどが一般的で、海外から植物を輸入することなどはほとんど考えられないことでした。
まさに21世紀になって時代の進歩を感じるところです。
前置きが長くなりましたが、そんなヨーロッパから今年入手した新顔の植物です。
Sarracenia purpurea subsp.
venosa var. montana と言うことで入手したものです。
これも限られた所に自生する植物で、オリジナルの個体はほぼ入手困難な物だと思います。
自生地の写真も中々見ることが出来ないので、どんな植物かもはっきりしませんでした。
これはまだ小さな株なのでなんとも言えませんが、
venosa と言う割にはどちらかと言うと北方系の物の特徴が有る様な気がします。
ただ他の個体とは色や形が微妙に違うので、これからどうなるのか楽しみです。

もう一つ、
Dionaea ですが、「Fuzzy Tooth」と言うものです、「Fused Tooth」とも呼ばれる物で、クシの部分がくっ付いた形になるのが特徴です、これも昔からあるものですが、中々入手できなかったものです。
こんな物が簡単に手に入るようになったのも、やはり時代の進歩を感じますね~・・・。
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