冬になると元気になってくるドロセラが有るんですが、その一つに南アフリカから来たドロセラがあります。
単純に夏と冬が逆転しているだけだと思っている人がいると思いますが、実はちょっと違います。
南アフリカは非常に温暖ですが、一年を通して気温が低めなので、日本の夏は暑すぎて調子が悪くなるわけです。
そして秋から冬にかけて気温が下がってくると調子がよくなってきます。
写真は
Drosera cuneifolia ですが、夏に休眠するといわれてきましたが、温度を下げると休眠せずに成長し続けます。
休眠するといわれていたのは、温度が上がって生育できなくなって地上部が枯れただけのようです。
今年は夏場冷房ケースで栽培した所、休眠しないで成長し続けました。
次は
Drosera nidiformis です、これは暑さには結構強く
D. capensis 程度と言う感じで、種でも良く増える品種です。
これも気温が下がってきてから調子が出てきました。
あまり特徴が無い種類なので、人気は今一で、ほとんど普及していない品種です。
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