今回はイシモチソウですが、これも中々増えない種類で、長年維持するのも結構難しい種類です。
生育期間も短く、3月ごろに芽が出ても6月には枯れてしまいます。
3~4ヶ月の生育期間で後は休眠してしまうので、それだけ植えておいても残りの期間は何もない鉢になるので面白みがありません。
単純にイシモチソウだけ栽培するのなら、ミズゴケに植えて休眠したら冷蔵庫に保管する方法が最も効率がいいと思います。
そうでなければ他の植物と寄植えにすることで、イシモチソウの休眠期でも鉢を楽しむことが出来ます。
自生地で同じ所の生えている植物なら、一緒に植えても問題なく生育できます。
大きめの鉢の植えることで鉢内の環境変化も比較的少なくなるようで、小さい鉢の物より成績は良くなるようです。
写真の物は、最初野花菖蒲とイシモチソウを植えた物ですが、そこに自生地が同じトキソウを植えてみたところ機嫌よく花をつけています。
肥料をやっていないので花が小ぶりですが、毎年この時期にはこうやって花が咲いています。
この後、野花菖蒲が咲いて、初夏にはサギソウも咲きます。
サギソウは自生地では水が流れるような所に自生していますが、適応範囲が広いのでこの中でも増えていっています。
他にはネジ花なども植えてあり、自然では一箇所にはあまり見られない植物を一度に栽培していることになります。
置き場所や水加減で弱っていく種類もあるので、それなりに我慢しているようです。(^^ゞ
場所があればもう少し種類を絞って環境を作ることで生育状態も良くなると思いますが、狭い所では仕方ないですね・・・。
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