さて、害虫編4回目ですが、今回は・・・。
「
カイガラムシ」
カイガラムシと言うのも沢山種類がありますが、食虫植物に付く物は限られるようです。
よく被害にあうものはネペンとサラセニアで、他の物は代謝が早く、すぐに葉が枯れてしまうのであまり被害にはあわないようです。
基本的には滑らかな表面を持つ葉の面積が大きい物が被害にあいやすいようです。
発見してすぐや数が少ない時には歯ブラシのような物でこすり落としても良いと思います。
ただ、あまり強くこすると葉を痛める事があるので、その場合でも加減が必要です。
葉の表面に付く物意外に、時々地際から根にも寄生するカイガラムシがあります。
白い粉をまとったような「
コナカイガラムシ」がそれですが、土の中にだけいることが有り、調子が悪いので鉢から抜いてみたら根が真っ白だったと言うことが有ります。
こういったカイガラムシにも前出の
GFオルトラン水和剤 1g×10袋 や
ベニカXファインスプレー 900ml が効きます。
量が多い場合は
STアクテリック乳剤 30ml などを使うと薬害も少なくよく効きます。
こういった害虫は手でとっても中々取りきれないことが多いので、迷わず市販の薬剤を使うことをお勧めします。
[5回]
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