さて、長々と続けています病害虫ですが、とりあえず害虫編は今回が最後です。
今回は
イモムシ系害虫。(^^ゞ
食虫植物でも虫に食べられてしまう事が良くあり、ほとんどが蛾の幼虫で様々な種類があります。
これらの物は雑食性で何にでも付くため予防するのは難しく、早期発見早期駆除を心がけて、出来るだけ被害を少なくすることを考え他方がいいでしょう。
種類が多い中で最も良く現れる物が「
ヨトウムシ」と言われる蛾の幼虫で、主に夜に活動して昼間は落ち葉の下などに隠れているためこう呼ばれています。
上の写真はヨトウムシの被害例です。この虫は一年中発生していますが、真夏と真冬以外は注意が必要です。
どこから移動してきて食害されることが多いので、ある日突然やってくると言うことが多く、なかなか防除することは難しい害虫です。
特に新芽や柔らかい葉を好んで食べるので、ピンギやサラセニア、ネペンなどの新芽などは狙われます。
小さな苗などは一晩で全て食べつくされてしまうこともあり、大きな被害になることもあります。
この他にも様々な雑食性の蛾の幼虫が付くことがあるので、まずは毎日の観察で発見を早めることです。
また春先や晩秋の葉発生量も増えるので、
GFオルトラン水和剤 1g×10袋 などを撒いておくとある程度予防することが出来ると思います。
次回からは病気編ですが、原因菌が一つではなく病気を特定し難い物も有り、本当に正しいかどうかは怪しい物もあります。
とりあえず色々やって何か成果が出た物を乗せようと思います。(^^ゞ
[3回]
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