病気編2回目ですが、今回は「ウドンコ病」
植物に小麦粉を振り掛けたように白くなるので、こんな名前が付いています。
これにかかる植物は限られていて、かかるのはほとんどが Utricularia の花茎です。
写真は U.dichotoma の花茎ですがなぜかこの植物だけは毎年この時期になるとウドンコ病が付きます。
ただ、これ以上ほとんど広がらないので、何かのついでに薬剤散布をするぐらいで見つけても放置しています・・・。^_^;
その他、まれにセファロタスやピンギがかかることがありますが、他の植物がかかることはほとんど無いと思います。(少なくとも私は見たことがない・・^^; )
薬剤もよく効くので、発見したら早めに薬剤散布をすることで被害も無く対処することが出来ます、これを放置すると植物が真っ白になり最後には枯死することがあります。
高温乾燥で通気性が悪い環境で出やすいということですが、温室内などでそれなりに湿度が有る場合でも発生するので、梅雨前の気温の高い時期に多発することがあります。
それ以外は気温の高い夏場によく発生するので、注意した方が良いでしょう。
私は ダコニール1000 などを使っていますが、広範囲に発生することがあまりないので、ベニカXファインスプレー
が有ると便利です。