とりあえず今回で病害虫編は終わりです。
他にも色々ありますが、大まかな所はこんな感じでしょうか、もっと知りたいという人はコメントなどを残してもらえれば知っている範囲でお答えできると思います。^^;
今回ネペンの病気です。
あまり病気にかからないようで実は一番病気にかかりやすい種類かもしれません、ネペンも種類によって病気にかかりやすいとか、かかりにくいというのがあるようですが、葉が薄く表面の滑らかな物は毛が生えている物より病気にかかりやすいようです。
この写真の物は、葉の裏ににきびのような物が出来て次第に広がって行ったもので、幸い枯れる所までは行きませんでしたが、かなり植物が弱ってしまいました。
こんな症状は今まで見たことが無く、色々な文献を見ても似たような病状を示す物が見つからず困っていました。
対処法が分からないまましばらく放置していると次第に周りのネペンにも広がってしまったので、これ以上放置するわけにhが行かないと調べましたがどうも分かりません。
仲間に効くとこんな症状はよくあるといっていましたが、私は今まで見たことがないのでどうも通常の生理現象などとは違うと思いました。
色々調べる中で最初に病状を示したネペンが置いてあった近くに、桜の木の鉢植えがあり、その年に穿孔病にかかってかなり葉を落としたことを思い出しました。
ためしにと思い穿孔病に効く
マイシンS をかけてみました。
結果はかなり効果が有りほとんど病状が出なくなった株もありました。
まだ完全に直ったわけではありませんが、やはりやはり桜穿孔病菌による症状であったことが濃厚になりました。
今後は薬剤を変えながら完全に治そうと思います。
次は気温が高くなってきたときに良く出る症状ですが、高山性のネペンの高温障害で植物が弱った所に何かの細菌が感染したものです。
これを放置するとやがて葉が黄色くなって枯れてしまい、植物自体も枯れるい事があります。
このような状tらいを見つけたときには、すぐに日陰の涼しい所に株を移し、
ダコニール1000 などの殺菌剤をかけてください。
ただ涼しい所に写すだけでも回復することもありますが、多くは細菌による物なので殺菌剤を使わないと植物に大きなダメージが残ることがあります。
早めに殺菌剤を使うとそれほど被害も出ずに再び元気な葉を出すようになると思います。
次はこれも原因不明で枯れた株ですが、どうも炭そ病だったのかもしれません。
一応薬剤は使いましたが、効果が無く枯れてしまいました。
こういった病気の対処で最も重要なのは、病状からいかに早く有効な薬剤を見つけ出して使うかと言うことで、同じ病名の物でも植物によって効果がある薬剤が違うので、ただかければ良いというものではなく、有効な薬剤を早く見つけるか日ごろから用意しておくことです。
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