植物の動きが活発になってきたので、車を走らせて自生地を見に行ってきました。
今日見たのは日本の3大ドロセラ
まずはその代表でその名も「もうせんごけ」と言う モウセンゴケ(
Drosera rotundifolia )です。(^^ゞ
ほぼ日本中に生えていると言う代表格です。
生えていると言っても生育条件が限られるので、中々見つかるものでは有りません。^_^;
限定的な湿地でしか見ることが出来ませんが、関西では結構自生地も多く、山間の湧き水が有る所ではかなりの確立で見つかります。
これはまだ生育途中で、これからもっと大きな葉を展開してきます。
次は イシモチソウ(
Drosera peltata)です。
日本には唯一自生する球根タイプですね~。
4月頃から生育を始めて8月までには休眠に入ってしまいます。
東日本には自生地が少なく中々見ることが出来ない種類ですが西日本には結構自生地が残されています。
今年はやはり生育が遅いようで、まだ花が咲いている株は有りませんでしたが、あと1~2週間で花が咲いてくると思います。
こちらは コモウセンゴケ(
Drosera spatulata )です。
かなり南方系で雪が積もる様な所にはほとんど生えていません。
モウセンゴケやイシモチソウより乾燥した場所を好むので、開発などで自生地が激減している種類の一つです。
ただ、ピンポイントで自生地が残っていることが多く、崖などの斜面で見つかることが良くあります。
良く日が当ると腺毛が真っ赤になり、群生している様子はまさに緋毛氈を引いた様であると言えます。
まだ時期的に早かったので、生育もこれからと言う状態の物でしたが、あと一ヶ月もすれば最盛期となるでしょう。
また時機を見て様子を見に来ようと思います。
[6回]
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