まあ、赤いのが出たので基本的なやつを一つ。
Sarracenia flava var. rugelii です。
フラバの変種の中では代表的なもので、非常に特徴的なものの一つです。
この変種の特徴は、全体が黄緑色で一切他の色が付かないところに、蓋の付け根部分だけが赤黒く色付くと言う物です。
蓋や筒の上部の葉脈が色付くものは rugelii とは言わないわけです。

こちら、MK,F143と言う固体です。
ちょっとマークの色付きが悪いんですが、出来がよければしっかり色が付くと思います。
この株は蓋も大きく首も細いので良い系統ですね、欲を言うともう少し蓋が平らだと良いんですが・・・。
もっと大きな葉が出ると思うので、そのときどんな形になるかですね。

こちらは伊勢で拾ってきた物ですが、全体の形も良く首が細いし色好きも良い、なんと言っても蓋が大きく平らで多少波打っていると言う所が人癖有って良いですね。
ただこんなのに限って腐りやすかったりするので、中々増やせないでいます。
ワンピントと言うのが特徴の rugelii ですが、あまりこの変種を求める人もいないようで、この頃の人気は赤フラバに偏るようです。
まあ、フラバと言うと昔はこの変種を指すぐらい定番の物でしたが、色々な変種が紹介されるようになってからは人気がなくなったようです。
[5回]
PR