フラバの続きです。
Sarracenia flava var. cuprea と言うことでCopper topとも呼ばれている変種です。
これは蓋や筒の上部などが銅赤色と言われる色になる変種で、蓋だけが色付く物から筒の上部まで色付く物まで有り、それ以外の特徴も併せ持った個体が多く一口に
cuprea と言っても様々な模様の要素が含まれた物があるという変種です。
こちらは MK_131Aと言う固体ですが、葉脈が結構目立つの蓋の付け根部分に色が付いて色々な要素が混ざった株です。
こういった色々な特徴を負わせ持った物は一株でも結構見栄えがするものです。
この株は調子が良いと筒の上部も少し色が乗ってきますが、今年はちょっと色が薄いようです。
それに比べてこちらは、緑色の筒で蓋の部分だけが色付いています。
これは国内で実生選別された物ですが、これもとりあえずは
cuprea と言えると思います。
筒部分には特に目立った模様も無くあっさりしている物ですが、蓋の色がワンポイントになっているので、沢山鉢がある中では目立つことが有ります。
この蓋の色がワンポイントの変種ですが、総じてはが古くなると色が薄くなると言う欠点があります。
中には色が落ちない物もあるようですが、そう言った株は少数派で中々お目にかかれないでいます。
他の物もそうですが、日本の夏の太陽は日差しがきつすぎるため、8月にもなるとかなりフラバの葉は痛んでしまいます。
仕方がないところですが、これによってフラバの鑑賞時期が多少短くなっていると言うことがいえるかもしれません。
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