この時期ポツポツと枯れていく株が有ります。
この時期枯れる物は、春に植え替えた時に根から腐りが入った可能性がある株だと思いますが、早めに気が付いて腐りが入ったところを切り取って、殺菌剤をかけるなどの対処をすれば生き残る物もありますが、半分ぐらいはそのまま枯れてしまいます。
葉の付け根辺りに斑点が出来てそこから枯れこんで行く炭疽病や褐斑病のような物は病班のある葉を切ることでかなり対応できますが、根から腐りが入るものはなかなか発見することが出来ないため、ほとんどの場合手遅れになります。
対策は植え替えのときに腐った根や古い用土を綺麗に落として、殺菌剤をかけた後に綺麗な鉢や用土を使っていえるということですが、数が多くなると鉢の再利用なども多くなるので、そういった所から病気が発生することが多くなるのかもしれません。
それ以外にも、植え替えていない鉢でミズゴケなどの用土が古くなった物が、気温の上昇と共に腐敗したことで根を傷めて雑菌の進入を許す結果となり、枯死に至ることも有ります。
これは夏の終わりごろも出てくるので、夏前に用土の状態を確認して、危ないようなら早めに植え替えることを考えた方が良いでしょう。
ちなみに今回のものは植え替えた時に根から腐りが入った物だ思います・・・。
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