一連のサラセニアの花の最後に咲くのがS.psittacina です、色は赤くS.leucophylla の花に似ています、大きな違いは大きさがS.leucophylla の半分ぐらいしかないと言うことと、雌しべが白っぽいと言う事です。
S.minor やS.psittacina は花が小さいので取れる種も少ないので他の種類より増殖率が落ちます、あまり出回らないのはそんな所から来るのかもしれません。
ただこの花はちょっと様子が違います、通常花弁は5枚ですがこの花は7枚有ります、雌しべの先端も7箇所あるので普通の物より多くなっています、なぜそうなったかは分りませんが、オランダの園芸業者から輸入したジャイアントタイプなので何か品種改良されているのかもしれません。
もう1つS.rubra subsp.alabamensis の花が咲いていました、通常ルブラの花はどれも同じような形になるはずですが、この花は花弁がフラバのように巻いています、alabamensisはこの一系統しかないので分りませんが、こんな形になる物も有るんでしょうか。
秋には立派な葉を出しますが、春の葉はあまりぱっとしない葉です。