食虫植物を植えるのに良く使われるのがミズゴケです。普通、乾燥した物がチリやニュージーランドから輸入されて売っていて、これを水で戻して使います。
栽培には乾燥した物でも問題ないのですが、表面の腐敗や鉢の温度上昇を抑える意味では生ミズゴケを使った方が良いといわれていますが、中々手に入らない物です。
ミズゴケは日本にも自生して、高山の湿地や湧き水がある所にかたまりで生えていますが、名古屋より西の地方では低山でも湧き水があるところではごく普通に見られますが、関東地方などでは高山の高層湿原などのごく一部に限られてしまいます、これは湧き水の水質による物のようですが、関西地方ではそれほど珍しい物ではありません。それでもこの頃は開発で自生地は減る一方です。
写真は集会のときに分譲されたミズゴケですが、非常に品質の良いもので、持ってきた者はAAAAクラスだと言っていました。
これは開発による造成予定地にあった物
だそうで、どうせ造成されてしまうのならと取れるだけ採集してきたそうです。
ミズゴケが生えている所は沢山有りますが、品質の良いものは中々ありません。ミズゴケは成長が早いので多少取っても取りきってしまうことは無いのですが、開発で自生地が消滅してしまってはもう採集できません、仕方が無いことですがね~・・・。(-_-;)
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