忍者ブログ
食虫植物など、限られた場所にしか生えない植物の栽培日記です。
| Admin | Write | Comment |
最新コメント
[07/05 Lime]
[07/01 senda]
[01/30 Lime]
[01/08 ihatov1001]
[01/04 Lime ]
[01/01 senda]
[11/27 ihatov1001]
[06/19 Lime]
[05/27 tok]
[05/21 gdr777]
[05/13 れおん6000]
[04/19 Lime]
ブログ内検索
またまたかなりさぼってました、ネタが無かったわけでもないんですが・・・。

そんなことで先日、神戸で爬虫類の即売会が有り、それに混ざって植物を売ってました。(^^ゞ


会場は他では手に入らない動物が買えるという事で年々人が多くなり、開場2時間前には既に長い列が出来ていました。
ここ数年は入場規制がかかるほど人手が増えて、会場内の混雑も大変な物です。


周りはヘビやトカゲと言った動物ばかりでしたが、それに混ざって場違いな感じの草を売ってました。

ほとんどの人が爬虫類その他の動物が目当てですが、結構植物を目当てに来る人もいて、今回は愛知県から強力な助っ人が参加したことも有り、いつになく大量に植物が売れて行きました。

場所が狭いのが欠点ですが、関西は余り即売会も無いのでこれを目当てに来る人も多いのかもしれません。

取りあえず来年も出る予定ではあるので、速めに仕込をやらないといけませんね・・・。(^^ゞ

拍手[4回]

PR
猛暑が過ぎて若干涼しくなってくると共に秋雨前線が停滞して雨が多くなる時期です。

この時期に注意しないといけないのがサラセニアの病気です。

葉の根元付近から枯れ込みが始まり、それが茎に達すると植物全体が枯れてしまいます。

これは葉が込み合って風通しが悪くなっている物や、風通しが悪い場所に置いてある物によく発生します。

発見が早い場合は枯れた部分を切り取り、風通しがいい場所などに移すことで対応出来ますが、ほとんどの葉を失うことが多くなります。

基本的にはカビによる物で、発見次第殺菌剤をかければほぼ問題ないものですが、カビが茎にまで進入している場合は枯れている部分を綺麗に切り取らないと枯れ込みが止まりません。

大きな株であれば茎を残すことが出来るので全て枯れてしまうことも少なくなりますが、小さな株では助からない場合が多くなります。

このショウジョウは炭疽病か菌核病あたりだと思われるので、殺菌剤としては手軽な モスピラン・トップジンMスプレー900ml なども使いますが、予防をかねて薬剤散布する場合は大量に使うので ゲッター水和剤と言う粉の物をよく使います。
一回かけるだけでとりあえずは効きますが、念のため4~5日あけてもう一回散布します。

これからしばらくは根腐れなども発生しやすくなるので、枯葉や雑草取などをしながらよく観察する必要がありますね~・・・。

拍手[6回]

またしばらく空いてしまいました。_(^_^;)

ネタが無かったわけでもないんですが、猛暑の余波で植物が大量に枯れて若干憔悴していました。

そんなことですが、猛暑も過ぎてだんだん過ごしやすい日か多くなってきました。
秋に向けて新しい葉を出しはじめ他植物もたくさんあり、これから冬まではネタも色々出てくると思います。
   
 そんな所で今回はホザキノミミカキグサです。
日本産のミミカキグサで U、caerulea ですが、特に栽培していると言うことも無く、あちこちに勝手に生えていると言う感じです。

毎年勝手に種がこぼれて生えてきます、他のミミカキグサに比べると水の少ない環境を好むので、一番生育範囲を広げているようです。

この花も通常は紫ですが、白花の変種が有ります。
これも元は一鉢仕立ててありましたが、いつの間にかそこから脱走していろいろな所から生えてきています。

一鉢に沢山繁茂させてと考えると中々上手くいかず、どこか気に入った所から生えてくると言うことが多く、中々思うように行きません。

環境が悪いとほとんど花が咲かない年も有りますが、翌年には又は出てくるのでどこかで種が休眠しているのだと思います。

この花も気温が下がって来ると次第に咲かなくなってくるので、今月いっぱいが見所ですね。

拍手[4回]

8月も終わりに近づき、真夏の猛暑から少しは開放されたようです。

今年の夏は植物にとってもかなりきつかったようで、結構枯れた植物も有りました。

特に高山性の物は普通ならなんともないものでも、置き場所によってはかなりダメージを受けていました。

83fd1740.jpegそんな高山性ですが。
こちら Nepenthes sibuyanensis です。
普通ならそれほど気を使うことも無い植物ですが、ちょっと熱がこもる所に置いてあったので高温障害を起こしたようです。

これは、発見してからそれなりに対処したので、とりあえず復活してきているようです。

こうなったのは、夜間の温度が高かったために呼吸が満足に出来ず、生理障害を起こして弱った所に細菌が繁殖したために葉が痛んだ物だと思われます。

これを放置すると次第に葉の痛みが進行して全て枯れてしまいます。

私の場合、とりあえず植物を風通しが良い日陰に移して殺菌剤をかけています、繁殖しているのは常在菌と思われますが、一応細菌の繁殖は止めないといけません。

まあ、とりあえずこんなのがすぐに使えて便利です・・・モスピラン・トップジンMスプレー900ml _(^_^;)

涼しい所に移すだけでもそれなりの効果は有りますが、細菌が繁殖しているようなので殺菌剤はかけた方がいいと思います。

今年はこんな株が結構たくさん出ました。

元々熱さに弱いものはそれなりに対応していますが、通常気を使わなくてもよい物はつい放置しがちで発見が遅れてしまいます。

気づいた時には遅かったと言うことが無いようにしないといけませんが、成長が遅い植物はこういった反応も遅いのでき気づくのが遅れがちになるんですよね~・・・。_(-_-;)

まだ暑い日は続くので、これから夏ばてが出てくることも考えられます、人間もそうですが植物ももう少しがんばらないと・・・。

拍手[5回]

今日は 第66回 食虫植物探索会・関西集会でした。

参加は28人とまずまずでしたが、初めての人が8人いてこの数字なので、やはりコンスタントに来る人はあまり多くないと言うことでしょうかね~・・・。

今回は午前中に豪雨があって、電車が遅れるなどの問題で開始時には人が少なめでどうなることかと思いましたが、最終的にはそれなりに人数が集まりました。
3185e7fc.jpeg
今回のイベントは愛知県のネペン栽培家によるボイルネオの探検記で、最新の自生地の様子や現地での旅行の様子などが紹介されました。
少し前までは陸の孤島と言われと言われた場所も、道路が舗装されるなど年々変化しているという貴重な話が聞けました。

その後テレビで放映された食虫植物に関した番組の録画など流すなどした後は、時間いっぱいまで食虫植物談義が盛んに行われていました。

次回は11月に大東市民会館で行われる予定です。


 

拍手[2回]

ちょっとついでが有ったので、岐阜県内のムシトリスミレの自生地に行ってきました。

ここは私が知っている中で、車を降りてから最も距離が近い場所にあり、徒歩数十分でアクセスできる場所です。

ただ細い沢沿いに登らないといけないのと、自生地自体が急な崖になっているので、最後は数mの崖登りとなるため、それなりの覚悟で行かないといけない場所です。

7d4a3c90.jpegこの自生地に行くのは9年ぶりで、はっきり場所を覚えていませんでしたが、距離的に近いので過ぎ自生地に到着しました。

ただ、沢沿いの様子はかなり変わっていたので、以前とは違うルートで崖にアクセスする必要がありました。

幸い沢の水が少なく、沢渡も簡単に出来たので、特に苦労するようなことも無く到着しました。

自生地は幅の細い崖になっていて、上部は木が生い茂っていて良く見えませんが、上までの高さは50m以上有るようです。

0m.jpgそんな崖のちょっと上がった所で、畳数枚分の場所にムシトリスミレが生えています。

時期的に花は終わっているの、葉が残っているだけですが、元気の良い株が沢山生えていました。

9年前に来た時より、自生地の範囲が少し狭くなっているようで、今後どうなるか心配です。

水の加減か日照の具合なのか、なぜ上のほうには生えていないのか、良く分かりませんがこうした自生地は次第に失われている運命に有るのかもしれません・・・。


拍手[6回]

フラバの分類の残りです。
一つは Sarracenia flava f. viridescens と言う物で、ようするにアントシアニンフリーの物です。
そして今までに挙げた物の要素が中途半端な物などを Sarracenia flava var. flava と言う基本種としています。

Sarracenia flava f. viridescens ですが、元のフラバがどんなタイプだったかは分かりませんが、アントシアニンが無いので基本的には緑一色です。

緑一色と言うと maxima と同じです。
一見同じに見えますが、 良く見ると違う所があります。

それは新芽です、サラセニアの新芽は全ての品種で赤い色をしています、また葉の付け根も赤みが指しますが、アントシアニンフリーのものは赤い色素が無いためにそこも緑です。
c8d8d66e.jpeg
こちらは maxima の根元ですが、はの付け根部分は微妙に赤い色が付いています。

緑一色の maxima でもアントシアニンを持っているので、こういった部分では赤い色が出てくると言うことです。



MK_237a.jpgこれに比べてこちらは viridescens ですが、赤い色素を全く持たないため根元の分部も緑一色です。

アントシアニンは寒さや紫外線から植物を守ると言う働きがあるので、それを持たない植物は単純に弱いと言うことは言えると思います。

栽培に関しては特に弱いと言うことはないと思いますが、絶対条件を比べたときには差が出るんだと思います。

その辺を考えると栽培時の環境には注意しないといけないと思います。

 

拍手[4回]

ついでなのでフラバを全部やってしまいます。

Sarracenia flava var. maxima です。

maxima と言っても特別大きいものでは有りません、逆にあまり大きな物は見たことが無い変種で、どこからこの名前が来たのか不思議です。

特徴は緑一色で一切模様などが入らない変種です。

 rugelii などが多少黄色い筒になるのと違って、こちらは薄い緑色の場合が多く一目で違いが分かることが有ります。
MK_F81.jpg
写真の物は夏の暑さで多少黄ばんでしまっていますが、少し前まではもっと全体が薄緑色でした。

実生などをすると結構葉脈などが出てしまうことが有るので、実生で増やす場合もかなり選別する必用が有ります。

多いとか濃いとかと言う範囲の広いくくりではなく、何もないということでの変種なのでそう言った意味からすると結構貴重な物が有るかと思います。
ただこの変種を取上げるようなことはほとんど見たことが無いので、見た目が地味な物は人気が無いのかとも思います。

緑一色の植物ですが、アントシアニンは持っているので、秋になって寒さが来ると多少紅葉して赤くなります。

春の新緑と秋の紅葉を見ると言う意味では貴重な変種かもしれません、ただ綺麗に紅葉させるにはコツが必用ですが・・・。(^^ゞ

拍手[5回]

≪ Back   Next ≫

[32] [33] [34] [35] [36] [37] [38] [39] [40] [41] [42]

Copyright c 偏狭の植物たち。。All Rights Reserved.
Powered by NinjaBlog / Material+Template by カキゴオリ☆
忍者ブログ [PR]