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食虫植物など、限られた場所にしか生えない植物の栽培日記です。
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冬が近づいてきて表に出してあったネペンも順次取り込んできて、残りはベントリコーサなど高山性の交配種が数鉢残っているだけになりました。

これらのネペンも最低気温が10度以下になるような日が来る前に出来るだけ加温した所に取り込むようにしています。

さすがに低温に強いと言っても、この時期は湿度も低くなって生育には適さない環境になってきています。

そんな中、温室内の残してあったネペンもこの時期にチェックして、用土が傷んだ物などは植え替えをしています。
1bc27926.jpeg

N. albomarginata ですが夏の間に枯れかけていました、数年植え替えをしていなかったため、どうも用土が古くなっていたようです。



f472b12c.jpeg鉢から抜いてみるとほとんど根が有りませんでした。

早速新しいミズゴケで植え替えたので、これで何とか復活してくれると思います。

奥のほうに押し込んである鉢などは、あまり見ることもすきないので、どうしてもこんなのことになりがちです。

これから冬になるともっとおしこまれることになるので、この時期の良くチェックして早めに植え替えなどをするように心がけたい物です。

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夏の間はネペンを表に出してあるので、秋になると取り込まないといけません。

だいたい屋外の最低気温が15℃以下になる日が出てきたら取り込むようにしていますが、今年は暖かい日が続いたため今まで放置していました。
2d9a71e9.jpeg
さすがに最低気温が13℃という日が一日あったのでネペンも寒さで紅葉してしまいました。

あまり良くない事ですが、この程度ならほとんど問題ないと思います、こうやって葉が赤くなると言うのも良く日に当って力が有る株ならではの物で、日陰の物は紅葉しません。

ただ、この時期になるとアンプラリアなどの低地性のものは、新芽が小さくなってくるので早めに取り込みます。

高山性のものやその交配種などは最低気温が10℃程度でも問題ないので後回しにしますが、どちらにしてもこの時期は湿度が低く生育には良くないので、そろそろ取り込んだほうが後々生育は良くなると思います。

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c98a6a3c.jpegSarracenia "Smurf"という名のサラセニアですが、今年になってカタログに載るようになりました、どうもオランダの業者が組織培養した中から見つけたようで、何かの影響で形が変わってしまった物だと思います。

ハエトリソウはよくあることでそれによって様々な品種が作り出されていますが、サラセニアではこれが初めてです。

今まではアントシアニンフリーという赤い色が無い物は出てきましたが、形が変わった物は存在しませんでした。

どうも狙ったわけではなく偶然発見された物のようですが、今までもこういったものを狙っていた可能性も有るので、これからはさらに狙ってくるかもしれません。^^;

ただ、サラセニアは結構変異が出にくいようなので、二匹目のドジョウは中々難しいでしょうね・・・。

それにしてもこの形は狙っても中々出来る物ではないと思うのと、こんな形を想像すること自体がものすごい象増力だと思います。
人工的な培養の中から出てきたものとはいえ、まさに自然の造形の妙とでも言うべきでしょうか・・・。
w( ̄▽ ̄;)w
 

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ef11fec1.jpegサラセニアの種を収穫しました。

今回はほとんどがフラバですが、まだ果実は緑色をしたままです。
ただこの時期にはほとんどの品種は種子が熟しているので、収穫しても問題ありません。

逆にこのまま放置すると枯れたあと雨に打たれることでカビてしまったり、果実の中で芽が出てしまったりします。

まだ収穫していない物も有るので、雨が多くなる季節の前に随時収穫しようと思います。

一応この種は全て蒔く予定ですが、場所がないので広い場所を持っているところで種を蒔いてもらうことにします。

さてどれくらいが大きくなるのか・・・。^_^;
 

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b88bd228.jpegインディカです。

日本にも同じ種類の物はありますがこれはオーストラリア産の物です。
以前栽培していたときに取って保存していた種を4年ぶりに蒔いてみました。

30cm tall と言うことですが、茎の長さだけなら日本産のものもそれくらいにはなります。
これが違うのは葉の長さが日本産の物の倍以上になる大型の物だと言うことです。
花の大きさは日本産の物と変わりませんが、この種類はおしべの形がコブラのようa8040d33.jpegな形だと言うことで、日本産のものとはちょっと変わっています。

栽培は日本産の物とそれほど変わりませんが、大型のために花芽が出るまでに時間がかかり、種子を取る頃には秋が来て枯れてしまう危険があります。

この種類はかなり高温の土地に自生しているらしく、最高気温が30℃を超えないとまともに成長しません、したがって梅雨の間はほとんど成長せず、梅雨明けと共にスイッチが入ったように成長しだします。

そんな所からも生育期間が短くなり、花が咲いても種が熟す前に枯れたりします。

また、かなり乾燥した土地に生えているようで、成長した株は用土が過湿になるとすぐに根元が腐ってしまうので、花芽が出たら用度の表面を乾燥気味にする必要があります。

とりあえず種は出来そうなので、あとは出きるだけ長生きさせて沢山種が取れることを願うだけです。
 

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292c93cb.jpegサラセニアですが、コナカイガラムシが付いていました。

実は以前から一鉢付いている株があって、何度か薬剤散布をしていましたが、この頃姿が見えなくなったと思って薬剤散布をしていませんでした。

今年はほとんど植え替えをしてな買ったために確認していなかった所、数鉢にこれが付いているのを発見しました。

それほど厄介な害虫でもないんですが、根気良く薬剤散布などをしないとせん滅できないようです。

問題は根に良く付くので、中々薬剤が聞きにくいと言うことです。

生育期間中は出来るだけ薬剤散布で害虫の数を減らして、植え替えた時に根良く確認しないとなくならないようです。

取りあえず GFオルトラン水和剤 1g×10袋 や STアクテリック乳剤 30ml などを使って様子を見ることにしましょう・・・。

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そんなアントシアニンを持たない物通しを交配して出来た交配種などもあります。

アントシアニンを持たない物同士で交配しているので当然子供もアントシアニンを持たない物が出来ます。
860b81a7.jpeg
そんな物同士で交配した物で、これは「シラクモ(白雲)」と言う名前が付いている交配種です。
交配親は (purpurea x leucophylla) x psittacina と言う交配です。

プシタシナの影響が大きいようで、全体的にプシタシナに似ています。

アントシアニンフリーの物にそうでない物を掛け合わせた場合でもある程度の確立でアントシアニンを持たない植物が出てきます。
一度そんな交配種に挑戦してみてはいかがでしょうか。
 

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アントシアニン フリー ・・・、要するにアントシアニンを持たないと言うことです。
食虫植物の中ではサラセニアやドロセラに多く見られるもので、赤や紫の色素を持たない植物のことです。
赤い植物が多い物の中では、緑一色の植物は結構目立つ存在なので、それなりに人気も有ります。

このアントシアニンが植物にとってどういった作用をしているのかは、簡単に言うと紫外線から植物を守っていると言うことです。
それでは  Antocyanin free plants は直射日光に弱いのかと言うと一概には言い切れません、植物を紫外線から守っているのはアントシアニンだけではなく葉緑素など他の色素も紫外線から植物を守るのに貢献しているからです。

ただ、新芽などの色素を十分持たない部分ではアントシアニンを持っていたほうが紫外線からはガードしやすいと言うことになります。
サラセニアの新芽が赤いのはそんなことが理由かもしれません。

サラセニアはほとんどの変種でこの Antocyanin free plantsが有り、確認されていない物は ルブラの wherryialabamensis ぐらいです。
ac5fec01.jpeg
こちら、S. leucophylla var. alba ですが、白い中にも赤い葉脈が見えるとおりアントシアニンを持っています。







8e1c3577.jpegアンントシアニンがあるので当然新芽も赤くなります。






2e59397c.jpeg
そしてこちらは S. leucophylla f. viridescens と言うアントシアニンを持たない株です。






cbb5d693.jpeg
新芽の所に赤い色が無い緑一色です。

サラセニアの場合は新芽が赤くなるので、アントシアニンを持っているかどうかは新芽でだいたい判断できます。

サラセニアのアントシアニン フリーと言う株は国内ではあまり出回りませんが、昔からあるプルプレア・プルプレアのアントシアニン フリー株 S. purpurea f. heterophylla や S. rubra subsp. gulfensis のアントシアニン フリーの物は比較的手に入りやすい物かもしれません。
また、S. purpurea subsp. venosa 、 S. psittacina  、 S. leucophylla  などが海外から輸入されて手に入るようになりました。
アントシアニン フリーの物の学名表記は f. viridescens 、 f. heterophylla 、 f. luteoviridis 、f. heterophylla 、f. luteola あるいは Anthocyanin Free のいずれかで表記されているので、これ以外のものはアントシアニン フリーではない可能性が高いと思われます。
 

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