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食虫植物など、限られた場所にしか生えない植物の栽培日記です。
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ネペンの交配種ですが、比較的大型になる品種を少し。

f2bb566f.jpegこれは"Gentle"(ジェントル)ですが、この頃ヨーロッパからよく輸入されて出回るようになって来ました、フスカの特徴がよく出ていて、黒っぽい色合いになっています。
冬場に湿度が多いときにはもっと太い袋をつけますが、屋外の置いてあるこの時期はまるでフスカのような細い袋になっています。
これも丈夫で栽培しやすい交配種です。

be140a8c.jpeg次は 'Oiso'(オオイソ)です。
mixta という名で売られていることが良く有りますが、これは mixta x maximaでmaximaをかけ戻した交配になっています。
ただ、本当のmixtaがどんな物がよく分かっていないので、これがmixtaではないという確証も有りません。
一ついえることは、これがかなり前から日本にある個体だと言う事です。
mixtaとOisoの違いは、mixtaはアッパーでもツボの模様が消えないと言う話ですが、Oisoはすぐ模様がなくなります、ただmixtaのそれがどの程度なのかが不明です。

075fe7c5.jpegもう一つは御存知ダイエリアーナです。
これも古い交配種ですが、簡単に大きなツボをつけるので人気が有ります、ただ袋の重さに植物が負けてしまうのが欠点ですね。
それと簡単に大きくなるので、夏の間に大きくなりすぎると冬場の場所の確保に困って切戻されることになります。(^^ゞ

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この頃は無菌培養で希少性が有る植物も簡単に大量培養が出来るようになったので、今までは写真でしか見ることがなかった植物も簡単に手に入れることが出来るようになりました。

特にヨーロッパでは盛んに行われているようで、インターネットと航空便の普及で、地球の裏側から簡単に手に入れることが出来るようになったのは非常に嬉しいことですね。

これもここ10年ほどのことで、それ以前は手紙でのやり取りなどが一般的で、海外から植物を輸入することなどはほとんど考えられないことでした。
まさに21世紀になって時代の進歩を感じるところです。

前置きが長くなりましたが、そんなヨーロッパから今年入手した新顔の植物です。

f300edbc.jpegSarracenia purpurea subsp. venosa var. montana と言うことで入手したものです。
これも限られた所に自生する植物で、オリジナルの個体はほぼ入手困難な物だと思います。
自生地の写真も中々見ることが出来ないので、どんな植物かもはっきりしませんでした。
これはまだ小さな株なのでなんとも言えませんが、venosa と言う割にはどちらかと言うと北方系の物の特徴が有る様な気がします。
ただ他の個体とは色や形が微妙に違うので、これからどうなるのか楽しみです。

100ffa4e.jpegもう一つ、Dionaea ですが、「Fuzzy Tooth」と言うものです、「Fused Tooth」とも呼ばれる物で、クシの部分がくっ付いた形になるのが特徴です、これも昔からあるものですが、中々入手できなかったものです。

こんな物が簡単に手に入るようになったのも、やはり時代の進歩を感じますね~・・・。

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お盆ですが・・・、特にすることもなく、墓参りぐらいですが・・・。

今日は寒天を煮て種蒔の準備をしてました・・・。(^^ゞ

05582131.jpegふと玄関先見ると、見慣れぬ花が咲いていたので、なんだろうと見てみたら今年買った十月桜が早々と咲いていました。
病気で落葉した枝があったので、新芽が早く出たようです。

まあ、取り合えす立秋も過ぎたことだし、これからは段々涼しくなるかもしれませんね~・・・って、夏本番はどこへ・・・。 _(~_~;)

0c23d4ec.jpegまあ、それなりに暑いので、まだまだ大変です。この頃は夜温が下がらないのでこんなのも高温障害が出ていました。
D capensisのnarrow leafですが、新芽が白くなってしまいました、これがもっとひどくなると枯れてしまいますが、これぐらいならまだ大丈夫でしょう。
アルバはもっと弱いので、この頃大きな株が余り無くなってしまいました。

d01014a1.jpegお盆を過ぎると、サラセニアの種蒔の準備をしないといけません。
フラバなどの早めに咲いた物はそろそろ種が熟してくる頃です、これを取りまきすれば、9月中に発芽する可能性が高いので、早く成長させることが出来ます。
写真はレウコ系の八重咲の物ですが、これも種が取れそうです、これは9月の初め頃に収穫の予定です。

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暦の上ではすでに立秋も過ぎて秋なんですが、この間梅雨明した所で、夏が無いうちに秋ということになります。

まあ、そうは言っても今月いっぱいは真夏の太陽が出ていることと思うので、夏本番で日中の暑さは大変な物です。
0a1be7ef.jpeg
そんな真夏の蒸し暑い中、ピンギの交配種がぼちぼち咲いています。

集会の時に巨匠から買ったものたちですが、よく見るとP.moctezumaeの交配が多いですね。

過湿に強いので腐りにくいんでしょうか・・・。

今年は冷夏と言うことで、去年に比べると2~3℃は気温が低いような気がします、やはりこの2~3℃が運命の分かれめなんでしょうね~、今年はまだ大量死がありません。

このまま9月になってくれると良いんですがね・・・。

963ccc2b.jpeg写真はagnata C.K. x colimensis ですが、花芽が出てきたと思ったら三つ一緒に出てきました。
どうもこの交配種は一度にいくつも花芽を出すようです。

暑さが続く中、しっかり咲いてくれるでしょうか・・・。

 

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梅雨明しても雨の多い日が続いています。

790e5ec3.jpegそんな中、サラセニアを見ているとかなり被害が出ていました、この様子から見るとはダニのような感じですが、雨続きの梅雨にハダニが発生すると言うのも珍しい気がしますが、スリップスとは様子が違うし、この縮れ方はやはりハダニでしょうね~・・・。

013c0a6f.jpegとりあえずハダニ用の薬を撒いておきましたが、この頃あまりハダニも発生していなかったので、薬剤も期限切れでした。
まあ、それでも多少は効くと思うので、何とかなるでしょう・・・。

やはりこんなのはこまめにチェックしておかないといけませんね~・・・。(-_-;)

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イビセラですが、どうも食虫植物には思えないというのが私の見解ですね・・・。

まあ、表面は粘着性の繊毛があるので、小さな虫をくっつけることが出来ますが、それを利用しているかどうかは疑問ですね~・・・。

それともう一つは臭いです。
これだけはどうもいけません、他の食虫植物の匂いは甘い蜜の含まれる感じがしますが、これなまったく異質です、これで虫が集るんだろうか・・・。
特に人間にとっては腐敗臭とは違ったちょっと耐え難い物ですね~・・・。

931c03c5.jpegまあそんなことで、家では栽培するつもりも無かったんですが、2~3年前に撒いた種が今頃発芽してきたので、とりあえず畑に植えることにしました。

植えたのが6月27日でしたが、本葉が5~6枚出た小苗を植えました。

この植物は、湿地や荒地に生える物ではなく、普通の草原に生える植物なので、普通に畑に植えても良く育ちます、逆に小さな鉢では大きくなれずに種を実らすことも出来ません。

そして植えてから約一ヵ月半。

26a07bd4.jpegその成長速度は目を見張る物が有ります。

茎も親指ぐらいの太さになり、すでに実が出来始めていました。

それにしても成長が早いですね~・・。

この分だと実が熟すのも早いかもしれません。

ただ、すでに手のひらサイズより大きい葉になってきたので、非常に邪魔になってきました。

何せあらゆる所に繊毛が付いているので、ちょっと触っただけでぬるぬるになり、そして臭いんです・・・。(>_<)

あまり大きくならないように、邪魔になる所は剪定して小さめに作るようにしましょうか。

それにしても臭いな~・・・。_(-_-メ)

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梅雨が明けないと文句を言っていたら梅雨明宣言が有りました。(^^ゞ

昨日今日と昼間は日差しも強く気温もかなり高くなりました、これからしばらくはこの調子でしょうね~・・・。

ただ、梅雨明けしないのも問題ですが、暑いのもね~・・・。(-_-;)

まあ、普段表に出ないので、とりあえず良いんですが・・・。

2bd690d4.jpeg問題なのは気温ですね、まだ去年ほどではないんですが、高温が続くと植物にもダメージが出ますからね・・・。

温度計は夜の気温ですが、これからもう少し下がるんでしょうか・・・。

まだ昼間が34℃なのでましですが、後2~3℃上がる可能性も有りますからね~、そうなると夜もすごいことになるので、水を撒いても冷えません・・・。(-_-;)

2d5bb9c0.jpegついでに夏に元気なナガバノイシモチソウの白花です、サラセニアの鉢に適当に種を撒いておくと咲いてます。

今年は梅雨が長く、曇りの日が多かったので、どうも生育が良くないですね~、これから大きくなってくれるんでしょうか・・・。


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集会でした。

今回は30人ほどが集って、中々盛況でした。

また、関東からの出席もあり驚きでした・・・。(^^ゞ

ba44254f.jpeg今回特にイベントも有りませんでしたが、近年初心者の参加も多くなった為、質問コーナーを設けて質疑応答などを行いました。
簡単な質問からマニアックな質問まで出て、それなりに有意義だったので、これからはこんな形式の物もこれからは取り入れていこうと思います。

植物も今回は結構さまざまな範囲の物が持ち込まれ、それなりににぎやかでした。
そして今回も人気商品は壮絶なジャンケン合戦となり、中々欲しいものを手に出来ない人もいましたが、皆さんそれなりに収穫は有ったようです・・・。(^^ゞ
1a12ce33.jpeg
展示の中では、このセファロがやはり目立ってましたね。
栽培している本人は、特に何もしていないとか言うんですが、中々ここまでは行きませんからね~・・・。


 

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