知り合いの趣味家が自費出版した本が出来たようです。
『タヌキモ属栽培種閻魔帳』という題名で、タヌキモ属(Utricularia)だけを編集した本です。
種類が多い割に情報が少ないこのタヌキモ、ミミカキグサという種類を栽培するには、是非必要な本だと思います。
昨今、ネットで検索すればかなりの情報が得られるようになってきましたが、やはり印刷物として資料を置いておいた方が一目で分かると思います。
36ページほどで¥2000と若干値段が高いかもしれませんが、多くの花の写真がカラーで印刷されているので、それだけでも価値が有ると思います、自費出版で発行部数が限られているので、欲しい人はお早めに・・・。(^^ゞ
さて、この所の花冷えで気温が低い日が続いていますが、それでも天気が良い日中は少し動くと汗が出てくるようになって来ました、休眠していた植物のそろそろ本格的に動き出してきました。
これは日本産のイシモチソウ(D peltata)です、すでにほとんどが地上に値を出してきて、これから葉を展開しようとしています。
芽だしの時期としては例年どうりですね~、暖冬などと言われていましたが例年より速いわけではありませんでした。
もう一つ、だいび冬芽が展開してきました、こちらはモウセンゴケ(D.rotundifolia)ですが、これはD.rotundifolia alba です。
普通の物と違って繊毛にも赤い所がありません。
それなりに珍しい物だとは思いますが、ほとんど気に留められることが有りませんね~・・・。