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食虫植物など、限られた場所にしか生えない植物の栽培日記です。
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ここのところ初夏のような陽気で日中はちょっと動くと汗だくになってしまいます、まだ4月だと言うのにこの調子では夏が思いやら出ますね~・・・。

2c333cfc.jpegそんな陽気のためか、フレー見の中は真夏のような気温で、早速サラセニアが咲き出しました。

まあ、時期的には平年どうりですが、3月に低温が続いたので、遅れ気味でしたが、この所の陽気で追いついたようです。

黄色い花はフラバです、やはり春は黄色い花から咲いてきます。

5d590f70.jpegそう思ったら赤い花も咲いていました。
どうやらこちらの方が先に咲いていたようです。

これは輸入した交配種ですが名前が分かりません、この花を見てもどんな交配かちょっと不明ですね~・・・。


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知り合いの趣味家が自費出版した本が出来たようです。

『タヌキモ属栽培種閻魔帳』という題名で、タヌキモ属(Utricularia)だけを編集した本です。

cover.jpg種類が多い割に情報が少ないこのタヌキモ、ミミカキグサという種類を栽培するには、是非必要な本だと思います。

昨今、ネットで検索すればかなりの情報が得られるようになってきましたが、やはり印刷物として資料を置いておいた方が一目で分かると思います。

36ページほどで¥2000と若干値段が高いかもしれませんが、多くの花の写真がカラーで印刷されているので、それだけでも価値が有ると思います、自費出版で発行部数が限られているので、欲しい人はお早めに・・・。(^^ゞ

詳細はこちら・・。
http://www1.plala.or.jp/Napraforgo/utricsbook/

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まだやってるとは、植替え作業です。

サラセニアは時期的に終了しましたが、そのほかのものも色々と有るので植え替えをしないといけません、特に去年やらなかった物が多いので、それらはやはり今年やっておかないといけません。

7f8285fa.jpeg必要な物はと言うとハエトリソウですね~。

2年ほど放置した為にミズゴケに覆われた物やスミレが生えてきた物などがあり、何を植えているのかわからない状態になってきました。

取り合えずミズゴケに埋まっておぼれかけている物を優先して救出しないといけません。

こんな鉢も結構量が有るので今日中に終わりませんでした。

そろそろ新芽も動き出してきたので、来週には作業も終了しないといけません。

やはりここは平日に時間を作って進めないといけないかな~・・・。
ef9554d0.jpeg
こちらは作業が終了してサラセニアです、花芽がかなり伸びてきました、来月の初めごろには咲くと思います。



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さて、この所の花冷えで気温が低い日が続いていますが、それでも天気が良い日中は少し動くと汗が出てくるようになって来ました、休眠していた植物のそろそろ本格的に動き出してきました。
415a8b11.jpeg
これは日本産のイシモチソウ(D peltata)です、すでにほとんどが地上に値を出してきて、これから葉を展開しようとしています。

芽だしの時期としては例年どうりですね~、暖冬などと言われていましたが例年より速いわけではありませんでした。

2de5ee31.jpegもう一つ、だいび冬芽が展開してきました、こちらはモウセンゴケ(D.rotundifolia)ですが、これはD.rotundifolia alba です。
普通の物と違って繊毛にも赤い所がありません。
それなりに珍しい物だとは思いますが、ほとんど気に留められることが有りませんね~・・・。

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先日オーストラリアからサラセニアなどを輸入してみました。

この所の円高でコストが下がったので輸入しやすくなりました。(^^ゞ

非常に発色が良いサラセニアが来ましたが、緯度が高い所で栽培しているせいでしょうか、やはり日照時間が長いためなのかもしれません。
日本で通常栽培してもなかなか同じ様な色にはなりません。

今回もいろいろな種類を輸入しましたが、オーストラリアから輸入すると季節の逆転と言う問題が出てきます。
この時期はあちらではまだ生長期なので、活着に少し難が有り上手く活着してくれるでしょうか。
特に大きい株は休眠を必要とするので、これから気温が上がる夏場にばてて枯れる事が有るので、注意しないといけません。
95816c11.jpeg
写真の物は‘Willisii’と言うことで入手した交配種ですが、本来[((purpurea×psittacina)×(purpurea×flava))×purpurea]と言う交配でleucophyllaを含まないので、やはりこれは‘Willisii’×leucophyllaではないかと思われます。
ただ、ほとんどの物がこの形で出回っているので、本物がどんな物か良く分からなくなっているかもしれません。

c5122a69.jpeg
こちらはSarracenia purpurea ssp. venosa ですが、chipola とLouis Burke  です。

自生地の違いで多少形や大きさが違います。

違うクローンで他にchipola を持っていますが、ちょっとこれとは形が違い0aadf56c.jpegますね~、chipola と言うのは結構巨大になりますがこれはどうなんでしょうか・・・。

上がchipolaで下がLouis Burke  です。



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何かと忙しくかなりザぼっていました。

そんな間に植物にもだいぶ変化が出てきてました・・・。

a63d8d14.jpegまずはムジナモですが、去年大失敗でかなり数を減らしてしまったので今年は失敗しないようにしないといけませんね~。
はっきりしたことは分かりませんが、冬芽を作らずに枯れていくと言うことになってしまったので、今年は注意しないといけません。
たぶんアオミドロ大作に入れたモクサク液が原因だと思うので、今年はモクサク液は使わない様にしようと思います。


59578799.jpeg次はお馴染スコルピオイデス。

花芽が出てきました、花が咲いたら今年は他の種類をかけてみようかなどと考えています、果たしてかかるかどうか・・。
結構種が取れたりはしますが、特に蒔いたりしてないのと、蒔いても発芽してこないのでどうなんでしょうか。
ピグミーの実生と言うのも少し考えてみようかと思っています。

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春になってまた雨が多くなってきました、この時期雨が降ると中国から飛んでくる黄砂の影響で車がやたらと汚れます。
今日も雨ですが週末に車でも洗おうかなどと考えていますが、面倒なのでたぶん水洗いをするぐらいでしょうね~・・・。^_^;

そんな今日は暦の上では啓蟄となっています。冬眠していた虫が冬眠から覚める頃だそうですが、やはり天気の良い日は汗ばむぐらいの陽気になってきました。
0ffb47d9.jpeg
啓蟄を迎えて出てきた虫を捕らえようと食虫植物も動き出しました。
写真はD.rotundifolia(モウセンゴケ)ですが、冬芽を展開して捕虫葉を開いてきました、これから賑になってきますね~・・・。



155c2ded.jpegもう一つはD.filiformis (イトバモウセンゴケ)ですが、こっちも冬芽を展開してきました。




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今回は26人の参加が有りまずまずでした、ただ今回は初参加が6人いてこの数字なので、やはり毎回来る人は少ないと言えます。
まあこれぐらいのほうが人数的には何かとやりやすいと言えるかもしれませんが・・・。

b981fc6f.jpeg今回は以前テレビで放送された番組の鑑賞と、非常に簡単な無菌培養の説明などをして、それなりに中身も有ったと思います。(^^ゞ

その他、先週の東海集会で行われたように、こちらでもサラセニアの実生苗を配って、栽培実験をすることにしました。
さて皆さん上手く栽培できるでしょうか・・・。


5533f0bc.jpeg最後に植物の分譲ですが、先週の東海集会で持込んだ分数量が減った物が有ったり、他の人が持ち込んだレア物は高い競争率となって、いつものような壮絶なジャンケン大会となりました・・・・。^_^;


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次回は5月頃に大東で開催の予定です。


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