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食虫植物など、限られた場所にしか生えない植物の栽培日記です。
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もう一つウトリですが、気温が下がって来ると咲き出す花で Utricularia livida f. mexico です。
 

U. livida と言うと園芸店でも良く見かける種類で、非常に強健で多少凍結しても枯れないほどです。

世界的にもメジャーな品種ですが、今出回っている種類は南アフリカ産だと言うことですが、同じ種類がメキシコにも有り、これはメキシコ産です。
南アフリカとメキシコではかなり離れていますが何か関係が有ったんでしょうか。

花を見る限り違う種類でも良いのではと思うほど違いますが、地域変異だということです。

メキシコはかなり標高が高いので、自生地も気温が低いのでしょうか、暑い時は全く咲きませんが、気温が低くなると花芽が上がってきます。

最盛期は春先ですがこのところの暖冬で咲いて来ました。

花が大きく見栄えがするので、これから普及するんではないかと思います。


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今年もあと少しと言うところになってきました。

この頃はブログもサボってばかりでろくに記事を書いていませんでしたが、来年はどうなるか・・・。

そんなことですが、たまには何か書かないといけないと思って、植物を見ていたところ目に止ったのが青紫の小さな花でした。

Utricularia babui です。


なかなかデジカメでは出にくい色ですが、濃い青紫の花です。
インドとタイの北部で自生しているようですが、数年前にヨーロッパから初めて日本に導入された物で、一般的にはほとんど普及していないと思います。

栽培方法が今一分かりにくい種類で、花が咲くと枯れるという話も有ります。
株が大きく広がらず小さな株で花が咲く種類で、鉢いっぱいに葉が茂るということはまず有りません。
多年草では有りますが、花後に枯れる株が有ったり、株分けで増やしにくいと言う話もあり、実生を積極的にしたほうが維持しやすいと言う話もありました。

取り合えず一年栽培した感じではそれほど栽培の難しい物ではなく、環境が合えば株分けや実生で増やすことは容易であると思います。
用土はミズゴケよりも砂とピートと言う感じで、下には鹿沼などを入れて水捌けよく管理した方が良いようです。

性質は多少標高が高い所に自生しているためか、日本の夏は暑すぎるようですが、花が咲かなくなるという程度で、それほど暑がることも無く、低温にもそれなりに強く5℃程度有れば充分生長するようです。

温度が低い方が花色の青が綺麗に出るようで、温度が高いと青と言うより紫になります。

花が綺麗なので今後普及してくるかもしれません。

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漢字が読めない人・・・・調べてください。(^^ゞ


関係ない話ですが、この頃借りている畑に狸が出て困ります・・・。( ̄Д ̄)ノ 


さて、時期的にどちらも休眠モードの入ってきますが、どちらも夏場に繁殖する植物なので今年の成果が出てくる時期です。

まあ、そう言ってもタヌキモとかおまけ程度にしか有りませんけど・・・。
ゞ( ̄∇ ̄;) ハッハッハッ

そんなタヌキモの中にコタヌキモと言うやつがいます。

寒い所にしか生えていない種類なのでほとんど見かけない種類ですね。

特徴は捕虫嚢だけが付いた枝を地中(自生地ではほとんどがピートのようなドロ)に伸ばして、地中の生物を捕まえると言う物です。
タヌキモは通常葉の間に捕虫嚢が付いていますが、葉と捕虫農が別々に付く所が他の種類と違い所で、考えようによってはタヌキモとミミカキグサの中間のような植物です。

こちらが葉で分部です。
そろそろ先端が冬芽になってきています。


こちらが捕虫嚢。


捕虫嚢だけつけた枝が伸びているのが分かります。
ちょっとぼやけていますが、捕虫嚢の先端に感覚毛が沢山生えているのが分かります。
この分部がドロの中に伸び行きます。

やはり高山に生えているせいか夏の間は余り生育が良くなかったんですが、9月になって気温が下がってきたら生育が良くなってきました。

なかなか良い環境を作ってやれずにいますが、とりあえず今年は消滅から免れそうです。
さて来年はどうしようか・・・・。
( ・ω・ )_


そう言えばイトタヌキの黄色い花に黄色い蝶が止っていました。


黄色いのを見たのは久しぶりな感じがするが、花の蜜だけが目的なんだろうか・・・。
_( ̄ω ̄;)

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暑い中うろうろしてついでに行った先の溜池を探索、黄色い花が咲いていました。

よくあるイヌタヌキモはなかなか花が咲かないので、タヌキモか他の種類の物かと思い、花が咲いているのを見るのも珍しかったため、早速すくって良く見てみたら種が出来ている感じでした。


種・・・。

しかもほとんど授粉している感じで完全に種が出来ているようですが、あまり種が出来ると言う話を聞いたことがなったので珍しい物でした・・。

タヌキモは良く知らないので、持ち帰って調べてみた所これがノタヌキモUtricularia aurea)である事がわかりました。

まあ、有る所には有る物なので、場所によっては珍しい物ではないかもしれませんが、ほとんど見るのはイヌタヌキで、こうやって種が出来ている物を確認したのは初めてなので驚きでした。(タヌキモは興味なかった・・ ゞ( ̄∇ ̄;)  )

タヌキモはどれを見ても同じように見えるんですが、分かる人が見ればこんなのは一目瞭然とか・・・。(^_^;)

そこで家にあるイヌタヌキモと比べてみました。


何が違うかと言うと、茎から出る葉の数が違うようです。
イヌタヌキモは茎から葉が二枚出ているのに対して、ノタヌキモは三枚以上の葉が出ています。
比べてみると先のほうの葉もノタヌキモのほうが細長くなっています。

このあたりを良く見るとタヌキモとノタヌキモは容易に区別できます。

このノタヌキモ、問題は冬芽を作らないことで、日本では一年草となってしまいます。
そうなると確実にタネを取って来年発芽させないといけないということになりますが、花が咲くような物は結構大きくなるので、はたして小さな入れ物で花が咲まで持っていけるかどうか・・・。

_(^-^;)

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ウトリです。

花が咲きます。

こんな花です。

黄色い花です。

ただ、咲くのは四月の一時期だけです。

咲けばそれなりに綺麗なんですが、直ぐに咲かなくなります。

その後は閉鎖花を作って種をばらまきます。

そう。

種をばらまくのです。

これが他のウトリの鉢に混ざると収拾が付かなくなります。

そして一年中種を作るんです。

一度に全部の鉢を植え替えればかなりに確立で根絶できますが中々そうも行きません。

そうこうしている内に隣の鉢から生えてきます。

困ったもんです・・。_(▼ω▼メ)

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またしばらく空いてしまいました。_(^_^;)

ネタが無かったわけでもないんですが、猛暑の余波で植物が大量に枯れて若干憔悴していました。

そんなことですが、猛暑も過ぎてだんだん過ごしやすい日か多くなってきました。
秋に向けて新しい葉を出しはじめ他植物もたくさんあり、これから冬まではネタも色々出てくると思います。
   
 そんな所で今回はホザキノミミカキグサです。
日本産のミミカキグサで U、caerulea ですが、特に栽培していると言うことも無く、あちこちに勝手に生えていると言う感じです。

毎年勝手に種がこぼれて生えてきます、他のミミカキグサに比べると水の少ない環境を好むので、一番生育範囲を広げているようです。

この花も通常は紫ですが、白花の変種が有ります。
これも元は一鉢仕立ててありましたが、いつの間にかそこから脱走していろいろな所から生えてきています。

一鉢に沢山繁茂させてと考えると中々上手くいかず、どこか気に入った所から生えてくると言うことが多く、中々思うように行きません。

環境が悪いとほとんど花が咲かない年も有りますが、翌年には又は出てくるのでどこかで種が休眠しているのだと思います。

この花も気温が下がって来ると次第に咲かなくなってくるので、今月いっぱいが見所ですね。

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72cca79d.jpegフンボルティーという名のミミカキグサですが、有名な人物の名前が付いた植物です。

こんなメジャーな植物ですが、今までなかなか入手が難しい植物でした。

自生地は南米ベネズエラの高原地帯でギアナ高地と呼ばれている所です。

テーブルマウンテンが点在している所ですが、テーブルマウンテンのふもとをグランサバナと言っていて、多くはそこに自生しています。

ヘリアンフォラはかなり早くから導入されていましたが、食虫植物としての特徴に乏しいこの植物は、あまり注目されなかったのかもしれません。

ただ、その花は紫色の大変大きな花が咲くので、かなり見ごたえが有る花だとおもいます。

私も今回はじめて入手したので、栽培方法は熟知しているわけではありませんが、他の南米産のミミカキグサと同様の栽培方法で良いのではと思います。

まだ日本では開花したと言う話を聞いたことがない種類ですが、入手が簡単になったのでこれから花が見られることがあるかもしれません。

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まあ、ミミカキグサの一種です。(^^ゞ

0237ec7d.jpeg南アフリカ周辺が産地のようですが、花の大きさが色々あるようで、大きい花が咲くものと小さな花のものの2種類が良く見られます。

大きい花のものは鉢に仕立てられて販売されることが多いようですが、小さな鉢のものは他の物について雑草として入ってくることがほとんどです。

やはり大きい花のほうが咲くと見栄えがよく栽培しようかと言う気になりますが、小さな花のものは、花が日本産のミミカキグサ程度の大きさなので栽培意欲が中々湧きません。^_^;

98632238.jpeg小さな方は花色も白地に黄色い部分がある程度で地味なのに対して、大きい花のものは薄紫で見栄えがする花です。

栽培は簡単で、暑さにも強く冬も凍らない限り枯れません、ただ用土の劣化には弱く植え替えは早めに行った方が賢明です。

小さな花のものは多少寒さに弱いようで、屋外では枯れてしまうようですが、簡単に種が出来るので隣の鉢から出てくることが良くあります。
雑草かも懸念されるので同じウトリの鉢は近くに置かないようにしましょう。
ただ、スブラタのように爆発的に増えることはほとんどないので、それほど神経質になることはないと思います。

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