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食虫植物など、限られた場所にしか生えない植物の栽培日記です。
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植物の動きが活発になってきたので、車を走らせて自生地を見に行ってきました。

今日見たのは日本の3大ドロセラ

ace8f2b9.jpegまずはその代表でその名も「もうせんごけ」と言う モウセンゴケ(Drosera rotundifolia )です。(^^ゞ

ほぼ日本中に生えていると言う代表格です。
生えていると言っても生育条件が限られるので、中々見つかるものでは有りません。^_^;
限定的な湿地でしか見ることが出来ませんが、関西では結構自生地も多く、山間の湧き水が有る所ではかなりの確立で見つかります。
これはまだ生育途中で、これからもっと大きな葉を展開してきます。

3bc1e4e9.jpeg次は イシモチソウ(Drosera peltata)です。

日本には唯一自生する球根タイプですね~。
4月頃から生育を始めて8月までには休眠に入ってしまいます。
東日本には自生地が少なく中々見ることが出来ない種類ですが西日本には結構自生地が残されています。
今年はやはり生育が遅いようで、まだ花が咲いている株は有りませんでしたが、あと1~2週間で花が咲いてくると思います。

f02e6639.jpegこちらは コモウセンゴケ(Drosera spatulata )です。

かなり南方系で雪が積もる様な所にはほとんど生えていません。
モウセンゴケやイシモチソウより乾燥した場所を好むので、開発などで自生地が激減している種類の一つです。
ただ、ピンポイントで自生地が残っていることが多く、崖などの斜面で見つかることが良くあります。
良く日が当ると腺毛が真っ赤になり、群生している様子はまさに緋毛氈を引いた様であると言えます。

まだ時期的に早かったので、生育もこれからと言う状態の物でしたが、あと一ヶ月もすれば最盛期となるでしょう。

また時機を見て様子を見に来ようと思います。

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無題
れいね
お疲れ様でした(^^)又ご一緒させてください。
2012/05/10(Thu)13:45:13 編集
Re:無題
大阪屋
次は東海集会をよろしく・・・。(^^ゞ
2012/05/10(Thu) 22:16
無題
捲り屋
 私はずっと滋賀県の住民なのでコモウセンゴケと言えばトウカイエンシスで、これがスパチュラタだと思っていました。
 今はそのせいかスパチュラタへの憧れが強く、三重県に時々自生地探索に行きますがなかなか見つかりません。
 この間は、JCPSの記事を頼りに青春18切符で法多山(静岡県)に行き、ラッキーなことに2か所の自生地に出会いました(いずれもJCPSの画像に無いところ)また機会があればトウカイエンシスと混在するところに行ってみたいです。
 生態は、他のドロセラと比べ、富栄養化が進んだところでも見られるような気がします。
 また、垂直の壁でよく見るので、濡れた垂直の壁は無視できません。
2012/05/10(Thu)16:13:02 編集
Re:無題
大阪屋
この頃トウカイが勢力を拡大しつつあるようで、コモウセンは中々見つけにくくなっているようですね。

理由としてはやはり自生地が開発で失われていることに有ると思いますが、猫の額ほどの所でも生き残っていることがあるので、探せばまだまだ自生地は有るでしょうね。
2012/05/10(Thu) 22:20
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