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食虫植物など、限られた場所にしか生えない植物の栽培日記です。
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サラセニアなんですが、管理上の都合でかなり深い腰水にしています。

深めの腰水なら水遣りの間隔を長く取れるので、夏場でも3日おきぐらいに見れば良いのでかなり気楽です。

場合によっては鉢の半分以上が水につかっているという状況になるので、ミズゴケ植えなどでは夏場にミズゴケが傷みやすいと思って、鉢底に軽石などを入れるようにしています。

ee3740a8.jpegこれが冬場になるとそれほど水も蒸発しなくなるので、腰水もなくならない限り追加しません。

この冬場の溜まり水になることがいけないのかどうか、冬場になると鉢底石の中の根が腐る傾向に有ります。

これは軽石に限らず鉢底に砂利状の物を入れている鉢はほとんどで根の先端が腐ってきます。

2e482863.jpegそんな中、この鉢底石を使わず全てミズゴケで植えている鉢は、根の先端が腐ることも無く非常に良い状態を保っていました。

どうも夏場の水温上昇がそれほど無ければ、鉢底のミズゴケもそれほど劣化しないと言うことだと思います。
特に夏以降気温が下がって来ると鉢の中の環境も良くなると思うので、多少水没していても問題ないようです。

それどころか夏以降の生育は次年度の成長に影響するので、秋の生育は非常に重要で冬場に根腐れを起こさないと言うことは大きな問題です。

特にフラバのように春に集中的に大きな葉を付ける種類はこの根が有るかどうかが生育にかなり影響します。

こんなことから、この頃は鉢底石を使わずに、ココファイバーやベラボンと言った植物質の物を使うようにしています。
ミズゴケを使えば良いところですが、ミズゴケは結構高価なので単価が安い物で代用です。(^^ゞ
ココファイバーのような物を使えばミズゴケと同じような効果があるので、比較的根腐れを抑えることが出来るようです。

現在は小さな鉢に限って鉢底石をやめる傾向に有りますが、これからはもう少し様子を見て大きな鉢をどうするか考えようと思います。

拍手[13回]

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無題
食虫太郎
とても参考になる記事ありがとうございます。
僕はタダで手に入るので杉の葉を使ってます^^;
2013/03/29(Fri)18:10:56 編集
Re:無題
大阪屋
どうも、杉の葉ですか、色々材料があると思いますが、中々結果が得られなかったりするので良い結果が出たら報告お願いします。(^^ゞ
2013/03/29(Fri) 23:03
無題
senda
あ~、うなずけますね。うちもこの現象がみられます。
私のところでは品種によってこの傾向があります。
特に軽石オンリーのフラバの根先が腐りやすいような気がします。
アラタとかは全然腐らないので品種や環境によって差があるのかも知れませんね。

私も用土の有機質、無機質を疑ったので今年はフラバの鉢底にはベラボン(Mサイズ)と軽石の混合土を鉢底に敷くようにしてみました。
2013/03/30(Sat)00:43:16 編集
Re:無題
大阪屋
なぜ根が腐るのかと言うのが良く分かりませんが、軽石や日向、鹿沼でも同じ傾向なので何か有るのかもしれません。
どうも用土の空間が大きすぎてもいけないのかと思うようになって、この頃はできるだけ細かい粒の用土を使っています。
鉢底もベラボンMだけだと隙間が多いのでMにSを混ぜたような感じの物にしています。
2013/03/30(Sat) 23:22
無題
おます
なるほど、やってみよ。
2013/03/30(Sat)15:51:49 編集
Re:無題
大阪屋
とりあえずサラセニアだけですが。(^^ゞ
ちなみに千葉の巨匠は上から下までベラボンでした。
2013/03/30(Sat) 23:23
無題
sarajin
ううむ、そうなんですか。

ところで、鉢底にもみがらはどうでしょうか?
2013/03/30(Sat)21:16:07 編集
Re:無題
大阪屋
籾殻ですか、これがなんとも言えないんですが、全体的にモミガラに砂を混ぜた様な物だと良いのかも知れません。
そちらでも色々実験してください。(^^ゞ
2013/03/30(Sat) 23:26
はじめまして
Zero URL
コメありがとうございました(*´ω`*)
冬場の方が鉢底石使ってると痛み易いのですね 勉強になります((φ(-ω-`*)メモメモ
私鉢底はサラもネペンも虫や爬虫類で使用済のハスクチップ使ってます
糞尿が混じってても虫や雑菌湧くとかは特に無いみたいです
用土はミズゴケが1番良いと思いますけど結構お高いので…
ベラポンにパーライトや鹿沼土を適度に混ぜて使ってます 
2013/04/09(Tue)23:21:18 編集
Re:はじめまして
大阪屋
Zeroさんどうも。
虫用の資材を再利用している人は結構いるようですね。
あまり分解が進んだ物は良くないようですが、繊維が残っていれば使えるかもです。
栽培環境で用土は変わるので自分の環境に合わせることが重要ですね、これからサラセニアの葉が伸びてくるので、新しく導入した物が待ちどうしいですね。
2013/04/11(Thu) 00:59
無題
この話しを聞いて ,台湾の場合は ,
大量のベラボンを使います
根先腐り現象があまりないです
2017/12/16(Sat)22:55:30 編集
Re:無題
大阪屋
溫奕翔さんどうも・・。

腰水が浅い場合はやはりは鉢底石は無い方が良いですね、世界中見てもやはり鉢底まで植物質のもので植えているようです。
まあ、毎日散水が出来れば一番良いと思いますが、中々時間が無いので数日分の水をためておくことになり、冬場は水が溜まったままになるとこうなります・・・。

ところで、台湾には冬がないと思いますが、Sarracenia の冬越しはどうしているんでしょうか???
2017/12/17(Sun) 22:00
台湾には冬がない
溫奕翔
台灣の冬氣溫 ,一番低のは , また十數度があります 。日本ような零度前後情況と全然違う

だから ,冬の枯葉,休眠など ,あまり見えないです
冬に生長はまだ進んでいます
春,秋よりややすこし生長遅いだけ

休眠しないと ,數年後なんか惡影響が心配してるですけと ,冷藏庫に入り方法,して友人もいますし
まだまだ觀察しています
(栽種歷 6年目)
2017/12/21(Thu)00:08:35 編集
Re:台湾には冬がない
大阪屋
謝謝你的回复。

Sarraceniaの生活は冬に休眠した後、春の開花から始まります。
冬に十分休眠ができないと花がうまく咲かないようです。
子供の株は休眠する必要が無いようですが、大人の株は花芽の準備をする必要が有るのかもしれません。
花がうまく咲かないと、枯れることはないかもしれませんが、子孫を残すことができないのかもしれません。

Sarracenia がフロリダ半島に無いのは冬が無いからだということです。

上手く栽培する方法を確立することを願ってます。

2017/12/23(Sat) 14:35
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