アントシアニンとベタレインと言うお話です。
( ´-ω-`)_
私は知らなかったので記録する意味で書いておきます。
アントシアニン(anthocyanin)、よく聞く名前ですね。
植物の赤や紫の色を作っている色素の名前で、ブルーベリーなどが有名で健康食品などでよく扱われています。
植物の名前にも時々出てくることが有って、サラセニアには anthocyanin free と言う記述が良く出てきます。
ようするに赤い色素を持たないということで色素欠乏固体と言うことになります。
そうなると名前は purpurea でも緑色と言うことになります。(`・ω・´)
そんな中、ドロセラにもこの赤い色素を持たない物が有って、D.capensis などは有名ですね・・。
そこでドロセラも赤い色素を持たない物は anthocyanin free だと言ったら、マニアな人からクレームが付きました・・・。
ドロセラはベタレインだから betalain free になるんだ・・・・ ( `Д´)ノ
え・・・・・ ( ´・ω・`)_
何・・・・・・
・・・で 、 ベタレイン(
betalain)と言う聞きなれないものを聞いたので調べてみました。
Wikipediaですが。(^_^;)
それによると・・・。
ベタレイン(Betalain)は、
ナデシコ目の植物で見られる赤色及び黄色のインドール誘導色素である。これらの植物では、
アントシアニンの代わりに存在している。
ナデシコ目の全ての科の中で、ナデシコ科とザクロソウ科だけがベタレインの代わりにアントシアニンを生産する・・・・。
となっているので、これからするとナデシコ目、モウセンゴケ科の植物はアントシアニンではなくベタレインを生産すると言うことになります。
つまり。
Aldrovanda (1 species)
Dionaea (1 species)
Drosera (233+ species)
Drosophyllum (1 species)
Nepenthes (131+ species)
[3回]
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