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食虫植物など、限られた場所にしか生えない植物の栽培日記です。
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個人輸入とかもこそこそやるんですが・・・。

先方も個人でやってたりするようなんですが、結構違った物が来ることがあるんですよね~・・・。

10f7f53b.jpeg 今回、チェコからいくつか入れてみたんですが、その中でD. ordensis と言って来たものがこれなんですが・・・。

どう見てもこれは違いますよね~・・・。

D.brevicornisなんかが近いような気がしますが、ちょっとね~・・・。

困ったもんです・・・。(-_-;)

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和名のモウセンゴケ(毛氈苔)、いわゆるDrosera rotundifoliaです・・・、まさか知らない人はいないでしょうね・・・。^_^;

日本でのDrosera の基本種で、どこでも見られる一番一般的な種類ですが、これを栽培している人はそれほど多くないように思います。

D_rotundifolia.2jpg.jpg自生地は沿岸部の低湿地から2000m級の山岳地帯、高層湿原まで、様々な所に自生していますが、いざ栽培してみると、中々栽培しにくい植物だと言うことが分かります。

特に夏場の暑さに弱いようで、花を咲かせた後に枯れることが良く有ります。

この時期はちょうど花が終わったころになるので、まだ株が残っていますが、真夏には自生地でもかなり小さな株になっています。

私もいくらか栽培していますが、やはり夏場はかなり小さくなって枯れる株もあるので、タネをしっかり採って株の更新をするようにしています。
7d5abeb1.jpeg

これは三重県産の物ですが、鉢の土が古くなって状態が悪くなってきています、そろそろ新しい鉢に移動しないといけませんね。



16ce7b83.jpeg
こちらは千葉県産ですが、花を沢山咲かせたために、だいぶ小さくなってしまいました。午前中しか直射日光が当っていないので、余り大きな株になっていません。



316dc65f.jpegこれは群馬県産の物です。かなり標高が高いところの物ですが余り夏場に衰弱しません。
理由は分かりませんが、この系統は余り沢山花を咲かせることが無いので、花に取られるエネルギーが少ない為かもしれません。
通常低地の物は2~3本以上の花茎を上げて十数個の花を咲かせます、ところがこの系統は1~2本の花茎で、十個程度の花しかつけません。
かなり大きい株ではもっと沢山の花を咲かせると思いますが、この程度の株ではそんな物です。
やはり標高が高いところは、夏場に衰弱する可能性も少ないので、無理に花をつける必要も無いんでしょうか・・・。

ed514dc3.jpeg
ついでにもう一つ、これはアルバです。
要するにアントシアニンを持たない植物で、これの他にはD.capensis D.filiformis しか私は知りません。
三重県の自生地で発見した物ですが、赤いモウセンゴケが沢山ある中にこの緑があると非常に目立ちます。

モウセンゴケが上手く栽培できない理由の一つは、この植物が常に新鮮な水が流れている所に自生していることに由来するかもしれません。
栽培下では用度を多湿にして高温にすれば、当然鉢の中には有機物が分解されたがスが溜まり、酸素が少なくなってきます、このことがこの植物を弱らせる原因なのかもしれません。

ただ、だからと言って、無機質な用土ばかりで植えても、成長か良くありません、やはりそこにはいくらかの養分が必要になってきます。

栽培上注意することは・・・。
①通気性の良い用土で植えること。
②いくらかの有機物を混ぜること。
③鉢内の水が滞留して酸素不足にならないようにすること。
④鉢の温度を上げないような工夫をすること。
⑤全日照が基本だが、鉢の温度が上がるようなら日照時間を減らすか、遮光する。
こんなところでしょうか。

* 用土はミズゴケでも問題ないわけですが、ミズゴケの部分が常に水に浸かっていると腐敗しやすくなるのと、毎年春には新しい物で植え替える必要は有ります。

特に鉢の温度が上がると、酸素不足やガスの発生が多くなるので、ここが一番重要かもしれません。

単独で植えることより、サラセニアや、花菖蒲と言った、水を吸上げる量が多い植物をいっしょに植えると鉢内の環境を適度に保ってくれるので、栽培しやすくなると思います。

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8a042134.jpegD.cuneifolia ですか、実は今まで栽培したことがありませんでした・・。(^^ゞ

以前D admirabilisを誤品で入手しましたが、これを見ると全く別物だということが分かります。

やはり特徴的なのはこの葉ですね、この繊毛の生え方が良いですね~・・・。(^^)

問題は暑さに弱く、暑くなると休眠してしまうようです。

成長点が止まって根だけが残るようになるので、出来るだけ長く生育させるように、置き場所も考えないといけないでしょうね~・・・。

さてうまくか行くでしょうか。

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cce60631.jpegさてさて、続いては・・・。

これ。

D.regiaです。

やっと咲きました。
これも小さい時は結構根腐などで枯れやすいんですが、大きくなりだすと丈夫なようです。
ちなみにミズゴケで植えていますが、やはりほかの物より生長は良いようです。
2f928bba.jpeg
植物が大きいだけに花も直径3cmほどあって結構大きな花です。

果たして種が取れるでしょうか・・・。(^^ゞ

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23570f94.jpegD.regiaです、大きさ的には最も大きい部類のドロセラだと思います。

写真の物で葉長が35cm有ります。
本当ならもっと大きくなると思いますが、鉢が小さいこともあり、これくらいが限界かもしれません。
大きい鉢に植えてやればもっと大きくなるかもしれませんが、スペースの関係で家ではどうしても縦長の鉢になってしまいます。

深鉢を使う場合は根が窒息しないように、鉢の側面に穴を開けてやる必要が有ります、こうしないと腰水になった時に根腐を起こしやすくなります。
207529ed.jpeg
この株も花芽が出てきたので、これ以上は大きくならないと思います。

家では花は初開花となるので、咲くのが待ちどうしいですね~・・・。(^^)v

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ピグミーが咲いていました。

ピグミーもこの頃あまり世話をしていないので、栽培しやすい強健種しか残っていません・・・。^^;
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中でも強いのはD.pulchellaです。
これは他の品種の物より水を好むので、ハエトリソウなどと同じ扱いで簡単に栽培できるからです。
逆にD.pulchellaを乾燥気味にするとなかなか大きくならずにうまくいきません。

ミズゴケで腰水と言う一般的な栽培方法が一番合っているようです。

be69c934.jpegそれと、この品種は花色が多く、花の大きさも大きいので、沢山咲くと結構豪華に見えます。
また、花弁がメタリック調に光って、他の花とはちょっと違った印象を受けます。

残念なのはこの花が日中数時間しか開いていないと言うことです。
もう少し長い時間咲いていると園芸的な価値も出てくるんですがね~・・・。


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さて、この所の花冷えで気温が低い日が続いていますが、それでも天気が良い日中は少し動くと汗が出てくるようになって来ました、休眠していた植物のそろそろ本格的に動き出してきました。
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これは日本産のイシモチソウ(D peltata)です、すでにほとんどが地上に値を出してきて、これから葉を展開しようとしています。

芽だしの時期としては例年どうりですね~、暖冬などと言われていましたが例年より速いわけではありませんでした。

2de5ee31.jpegもう一つ、だいび冬芽が展開してきました、こちらはモウセンゴケ(D.rotundifolia)ですが、これはD.rotundifolia alba です。
普通の物と違って繊毛にも赤い所がありません。
それなりに珍しい物だとは思いますが、ほとんど気に留められることが有りませんね~・・・。

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春になってまた雨が多くなってきました、この時期雨が降ると中国から飛んでくる黄砂の影響で車がやたらと汚れます。
今日も雨ですが週末に車でも洗おうかなどと考えていますが、面倒なのでたぶん水洗いをするぐらいでしょうね~・・・。^_^;

そんな今日は暦の上では啓蟄となっています。冬眠していた虫が冬眠から覚める頃だそうですが、やはり天気の良い日は汗ばむぐらいの陽気になってきました。
0ffb47d9.jpeg
啓蟄を迎えて出てきた虫を捕らえようと食虫植物も動き出しました。
写真はD.rotundifolia(モウセンゴケ)ですが、冬芽を展開して捕虫葉を開いてきました、これから賑になってきますね~・・・。



155c2ded.jpegもう一つはD.filiformis (イトバモウセンゴケ)ですが、こっちも冬芽を展開してきました。




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